夕方急な雨になった
このところ場所によっては雹が降ったり大荒れになっているところも
あるというが我が家の周辺も落ち着かない天気がつづいてる

驚くような勢いでどばどば降ったから思わず写真を撮ってしまった
でも写真で見るとそんなに激しい雨に見えないから不思議だ

やはり静止画、写真になると急速に弱まるものというのはある
打ち上げ花火などもわりとしょぼくなる典型的なものだが
雨の圧倒的な感じは高速で大量の粒が落ちるスピード感、それが
広範囲に巻き起こる空間性、それにくわえて音がある
雨の凄さは絵面だけによるものでもないな
圧倒的な雨をしばらく鑑賞してた


雨があがると、部屋の窓にはめてある網戸にも雨がかかっていて
網の目に水滴が入り込み、レンズのようになっている部分があった
マスによって凹レンズのやつと凸レンズのやつがある

小学校の理科かなんかで、五円玉の穴に水滴をたらすと
表面張力で虫眼鏡のようになってものが拡大できるといったかんじの
簡単な実験があったことを思い出した
凸レンズになったのの、水を減らすと凹レンズになるんだった

網戸をカメラの接写機能を使って撮ってみると、むこうの景色が
ひとマスごとに小さくしぼんだり大きく広がったりして映っている
水滴がついてないマスはそのまま遠くのピントのあってない景色が見える
そういう様子をパソコンの画面で拡大して観察して楽しんでる
こちらは目で見るよりもカメラで撮ったほうが楽しめるような感じする
静止した平面的な出来事だからだろうか




お知らせ
現在発売中「ウルトラジャンプ7月号(集英社刊)」の「今月のジャケ買い」という
コーナーで蟹に誘われてを取り上げて頂きました
装丁に関するレビューのコーナーとのことで、自分で装丁をやらせてもらった
こともあり、有難いことです
機会があったら見てみてください