今年を振り返ってみるか、と思って近い時期から順に出来事を振り返っていたら
一週間前に水族館に行ったことを日記に書くのを忘れてた
日記書くの忘れてばかりだ
とても良かったのでそれのことを振り返って書いておく




油壺マリンパークという水族館が、神奈川県の三浦にある
ここには、かの有名な珍鮫「メガマウス」の剥製があるということで
かねてから行きたいと思っていたのだが、この度行くことが出来た

先日従兄弟の家に行ったことは日記に書いたが、その日は泊めてもらって
翌日車でどこかへ連れて行ってくれるというので、頼んで油壺にしてもらったのだった


油壺マリンパークへは、かつて幼少期に一度行ったことがあるらしいが
水族館の記憶は全く無い。ただ「油壺に行った」という言葉だけはのちのち聞いて
そうかそんな水族館に行ったのか、という情報だけがある

油の壺で水族館だ
タンカーから漏れ出した重油にまみれたタコ壺から赤茶色のミズダコが
ぐにゃりとはみ出ているような、虹色の油膜の浮いた水面越しの映像が頭に浮かぶ
そんな水族館に行ったのだ、という謎の記憶が捏造されているような気もする
実際のところは別にそういう展示はなかったはずだが


水族館は、入館料が1700円だった
参考までに高知の足摺海洋館は入館料700円で、年間パスポートが千円であるから
足摺海洋館に一回入って、それから年間パス買うのと同じ値段か、と思うと
ずいぶん高級な水族館だなという気がしたが、よく考えるとメガマウスの剥製が
展示してあるという時点でただの水族館ではないので、そうかと思った

園内に入ってみると、広い屋外空間にアシカ、イルカ、ペンギン、かわうそコーナーほか
神奈川県に生息する珍しい淡水生物なんかを集結させた小屋の展示などもあり
非常に充実しておりじっくり見ようと思えばいくらでも時間かかる空間だった

メインの建物の入口に、サメをじかに触れるコーナーがあった
生簀にネコザメとドチザメが入れてあり、そっと触ることができる
サメ肌。紙やすりのような手触りだが、魚のぷよぷよした質感がすぐ奥にあり
かつてないさわり心地。サメはおとなしく触らせてくれる
すでに1700円の元を取った気分になる

入ってすぐのところに、チョウザメの水槽がありチョウザメの仲間がうじゃうじゃいた
チョウザメの顔がとても可愛いということがわかった


お目当てのメガマウスの剥製は、とても立派なものだった
じっくりじっくり見た
傍で剥製ができるまでの記録映像が上映されており、それも非常に面白かった
世界で37番目の発見例であるという

売店で、メガマウスのぬいぐるみが売っていた
大小二種類あったので、両方買った


とても良かった。また何度でも見に行きたい