古いスーパーマーケット
薄暗い店内は、内装にプリント合板がたくさん使われている
緑色の農協牛乳が売られていて、あっまだ緑の奴売ってるんだ、と思う
他に、「かめのこ牛乳」「ゾンビワールド」といった銘柄の牛乳もある




ローラースケートをはいて町を移動している
古書店、ファミレス、雑貨屋などがある幹線道路の歩道で
すいすい進むがうまく止まることができない
手のひらを地面に擦ってスピードを抑える
つま先部分にゴム製のブレーキがついていることに気づき、ブレーキをかけると
ゴムが削れて削れかすが顔に飛んでくる
しかしたいして止まらない
こつがあるのだろうか

雑貨屋に入る
店内はそこそこ混雑している
レトルトカレーを手に取りレジに向かうが、行列になっている
仕方なく並ぶが、数十人は並んでいる様子。
べつに急ぐ買物でもないし、買うのをやめるか考えながら
しかしわりと列が進むのでおとなしく並んでいたが
いつの間にか、手にレトルトカレーを持っていないことに気付く
おかしいな、と思うがもうレジは目の前まで迫っている
折角並んだのが無駄になってしまった
列を離れる

店を出て、隣の店が中国食材を売る店で
店先で黄色いポーチ(エコバッグ?)を売っている
簡素な作りで、てろてろの黄色い生地に赤い刺繍でなにやら漢字がずらずら書かれている
値段は千円だった。この作りにしちゃあ高いなと思う



府中市立美術館の展示を見る
全編CGで作られた映画の登場人物を、立体で造形した作品がある
デジタル制作された実体のない映画の人物のデータを立体で複製して
実在感はあるが実体のない存在に実体を与える、という趣旨らしく
見たことのあるCG人物が広い空間に脈絡なく並んでいる

銀メッキされた石膏像が輪になって並んでぐるぐる回っている




雑草の生えた急斜面をすべるように下りると、かつて通った小学校の校庭があり
子供がキックベースをやっている
こんなところに来るつもりじゃなかったんだけどな、と思いながら
校庭を出る方向へ歩いていると、知らない先生がやってきた
学校に関係のない不審な人物なので、ひとまず職員室に来いという
「卒業生なんですが」、と言ってみるが反応芳しくない
「最近は物騒ですからね」、とも言ってみるも反応が薄い

職員室で、別な先生から、どこかで会ったことがあると言われる
どこだろうと思っていたら、思い出したようで
「府中市立美術館で、カニの柄の傘の布地の厚みを吟味していたのを見た」と言われた
言われてみればそんなこともあったような気がしてくる



 
ちなみに府中市立美術館には実際には行ったこともないし
本当にそういう美術館があるかどうかも知らなかったので何故夢に出たのかは謎だ
あとでインターネットで調べたらどうやら実在するらしい