バイクで遠くまで行ったことを書く

つよく感じたことは、道がつながっていて場所に行けることが実感としてあった
高速道路は使わないで、国道をずっとはしっていった
電車や飛行機でいくのとはちがい、地点、地名のことよりも
地点と地点をつなぐ道と地点と地点の距離のことをよく考えた
日本地図の大きさをはじめて体感の延長上に捉えたようにおもう
思ったより狭いような、広すぎて途方にくれるような妙なかんじがする

しかし道が遠くまでちゃんと続いていて日本中どこにでも足を運べるということは
すごいことで、 道路建造の偉業さをかんじた、よくつくったとおもう
どこにでも道はある


はじめに広島を目指した
広島には、引っ越していった友人が住んでいて、彼らをたずねた

土地ごとにまったく様相が異なるものがいくつもある
匂いがそれで、ちょっと別な土地に移動するとめまぐるしく変化する
名古屋についたとき、「なんかかわいい匂いがする」となぜか思ったのだが
夜通し道を走って明け方だったので、つかれて感覚がへんに鋭くなっていたかも
しれない、かわいい匂いがどんなものであったかいまはよく思い出せない


途中で琵琶湖を見たが、広大な海のようなものを想像していたら思ったより
対岸が近く、こんなものなのか、と思ってあとで地図を見ると湖の幅の細いところを
見ていたようで、もう一度行ってでかい側面を見てみなければならない
湖の景色がむかしの絵葉書のような色をしていた。とくに水面の色がそう見えた
つかれたので、琵琶湖のほとりで昼寝した


道が町と町をつないでる、山の中の道も国道で広くてよい道がある
すべるように走っていくと、道中にぽつぽつと家がある
畑仕事とかをして暮らしているのかな、兵庫県の山中の道だった

町に出ると、だいたいどこに行っても見かける店の顔ぶれが安定してる
ニトリ。マクドナルド。セブンイレブン。洋服の青山。ユニクロ。イオン
日本中どこでも、町におりていけば同じ物が手に入る、たいしたもんだとおもう
中でもマクドナルドは、24時間あいているし長時間座っててもいいので
道中何度か休憩するため立ち寄った
食べてる間に寝てしまい、起きて冷えたなんとかバーガーをたべたときもあった
あれはまずかった