夜遅くになってから、雨がばっと降りはじめた
窓の外は見なかったが、雨音でわかった

しばらくして、なぜかヒグラシの声がし始めた
なにも夜に、しかも雨が降ったタイミングで鳴かなくても、と思ったが
ひとしきり鳴いて、すぐに雨音だけになった
何か思うところあったのだろうか

選挙に出かけた
これだけ科学技術の進歩した現代において
わざわざ日時を指定して多くの人手を動員して場所も用意し
足を運んで貰い、紙に鉛筆で書き、箱に入れさせ
それを一枚一枚数えて当落を決める
しかも、それを日本全国津々浦々でやっているというのは
簡単なことを壮大な手間をかけて執り行っているような気がしてしまう
しかし日本のことを決める重要な人選であるから、適切な壮大さにも思える
不思議でもあるし、妙な連帯感がある

オリジナルデザインのポケットティッシュを貰った




ホンコン焼きそばを箱買いした
ホンコン焼きそばとは、おもに北海道で売られているインスタント麺で
先日頂きものを食べる機会があり、食べるうちに妙に癖になり
頂いた分を食べ尽くし、北海道物産展で見かけたので追加購入し
それもなくなったので、とうとう箱で買ってしまいました

絶品であるというよりは、チープさや素朴さに魅力がある
カップ焼きそばよりも数段素朴さがある
作り方もフライパンにお湯を沸騰させ、麺をほぐしながら
お湯がなくなるまで煮るというお気楽な感じで良い




何日か前、散歩中に蝉の抜け殻を見つけた
その翌日、蝉の鳴き声が始まったのに気付いた
気候は雨と湿気で夏らしさは感じられないが、着々と夏になってきてる

昨日はとても激しい雨が一時的に降った
窓の外で雨が屋根に当たる音がやかましいほどだった
今日は雨が降らなかったが昨日の雨水が坂を流れた痕跡として
砂利が整列しているのを見つけた





Tシャツについて
ご注文してくださった方、ありがとうございました
これから生産に移ります。注文があった数より多めに作られるので
まだ予約可能になっていますが、残数が決まっています
しばらくは大丈夫だと思いますがお求めの方はお早めにどうぞ
https://panpanya.booth.pm/



今年もTシャツ作りました
絵柄は二種で、どちらもイルカに関するものです
7月21日頃まで予約受付しております

https://panpanya.booth.pm/

IRUKA (ネイビー)は何年か前に出したIRUKAの色違いです
前作は経年変化が思ったより強かったので、素材製法を見直し
もう少しゆるやかに現れることを目指しています

「別れ」は以前このホームページで公開したパソコンで描いた絵を
Tシャツ向けにあたらしく描き直してTシャツにしました
気に入ってる絵です


あと、「草トート」が少量再入荷しております
数に限りがありますのでお早めにどうぞ

 

①楽園(le paradis)30号が発売になりました
「ツチノコ発見せり」という題の漫画を掲載して頂いております
ぜひ見てみて下さい。
お求めはお近くの書店かインターネット通販で

楽園(le paradis)ウェブサイト
http://www.hakusensha.co.jp/rakuen/vol30/ 

amazon通販ページ
http://www.amazon.co.jp





②6月28日発売の現代思想2019年7月号 特集=考現学とはなにか」
文と挿絵を寄稿しました

考現学に関する特集号で、通学路について書きました
見てみてください

公式ページ
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3308

amazon通販ページ
https://www.amazon.co.jp





③楽園オンリーショップというイベントが開催されます
7月13、14、15日の三日間秋葉原にて。

楽園作家トークショーやサイン会のほか
楽園関連書籍、関連グッズが販売されたりする催しです
グッズを作ってもらいました。ステッカーと缶バッジがあります
多分よそでは買えないものですので、ぜひお出かけください

あと、なんとグヤバノジュースが販売されるみたいです。
関連グッズには違いないが……
未飲の方、この機会に如何ですか。うまいですよ

詳しくは特設ページを見てください
https://www.melonbooks.co.jp/special/b/0/event/20190713_rakuen_onlyshop/

寝ながら本を読んでいた
地図に関する文章の本で、文中で都市地図が図版として引用されていた
スーパーやガソリンスタンドが記載された、おなじみの色合いの地図のなかの
「木曽路」という表記が目にとまった
フォークとナイフの記号がついているので、飲食店であることがわかる

木曽路という店を、どこかで見たことがある

引用された地図は縁もゆかりもない場所のものだったが
確かに記憶の中のどこかの街角で「木曽路」の文字を見たことがある
鈴廣かまぼこのロゴに似た書体の木曽路という文字の看板を
どこで見たかわからないのに、なんとなく思い描くことができた 

不思議な気分だ
そんな店があることも、今まで意識したことすらなかったわけだから
知らない場所の地図の中の文字列に、どこだかわからない店の外観の記憶が
かすめるように思い起こさせられたことに、はっとした
寝るとこだったのに、はっとしてしまった……
はっとしたので、インターネットで木曽路を検索してみた

けっこうあちこちにあるチェーン店だった
しゃぶしゃぶを中心とした和風レストランであるらしい

今まで、きっと何度か木曽路の前を通り過ぎることがあったのだろう
それでも「木曽路が飲食店である」ことや
「木曽路で何か食べる」という選択肢が頭にのぼることは多分一度もなく
目をすり抜けていく景色の一部として見過ごしてきた
しかしそんな中でわずかにわずかに蓄積された見覚えの残りかすのようなものが
引用された地図によってふいに実体化した
そういうこともあるんだな


最近はグーグルマップの世話になることが多く
都市地図あまり開く機会無くなってきていたが
あの各種商業施設から交差点名から行政機関までびっちり書き込まれた地図は
なにか記憶がスパークする引き金になりうるものかもなと思った
時々用もなくぱらめくりしてもいいかもしれない

あと木曽路には一度行ってみてもいいかもしれない

五月の下旬にイギリスに行って帰ってきた
漫画の展示に参加しているので、それを見に行くのが主目的だったが
他にもいくつかの場所を観光するなどした
その後も慌ただしくしていたらあっという間に六月も半分終わってしまった


展示について
「メロディ」という短編の1ページの、原稿の素材が展示されています。
素材というのは、デジタルによる仕上げをする前の未完成状態の原画だからです

漫画は、印刷されたものが作品の完成形であり、それ以外の
未完成の裏方の部分は、本来であれば人様にお見せするものでもないという
気持ちはあるにはあるのですが
今回は博物館での展示ということもあり、出土品や標本のように
生体とは違った切り口から骨組みを見てもらうのもよいかと思いました
日本から遠いですが機会があれば見てみてください。
8月までやっているとのことです

公式ページ
https://www.britishmuseum.org/whats_on/exhibitions/manga.aspx



その他、イギリスの話

景色が隅々まで整っている
どこを見ても、高度に完成されたテーマパークのように見える
薄汚れたものの薄汚れ方にしても、しゃれている気がしてしまう

景色をつくる型のようなものが、はるか昔から徹底して適用されて
とっくの昔に完成し尽くされた景色が、型からはみ出すことのないよう
手入れをされながら緩やかに継続しているとしか思えない
国民全員に美意識が共有されているかのような
そういう強い力が働いているようにしか見えなかった

日本でも、イギリスに似た景色は小規模なものなら見たことはあった
しかしおしゃれな西洋風戸建て住宅の隣に、瓦屋根の戸建て住宅があったりもするし
モルタルアパートがあったり、レンガを模したタイル貼りのビルがあったり
広告が掲げられた電柱、さまざまな標識、コンビニ、自動販売機
無数の好き勝手な美意識や機能性がひしめいて、突っ張り合いながら併存してる
そういうあり方とは随分違うように見えた


しかし、これはイギリスに対する解像度が低いことに由来する問題かもしれない
たとえば猫を飼っている人は猫の顔を見分けることができても
猫に興味がない人は猫なら皆同じ顔にみえてしまう、というような
見分ける能力がないから、全部が「均質に整ったイギリス」に見えてしまう
原因はそういうところにもあると思う
文化や歴史の知識が増えたり、量を見続ければ新しい機微がわかるのかもしれない

とはいっても、機微のわかる日本の基準からしか、今は見えないのだった
日本とくらべてどうか、という
完全イギリス部分に関してはテーマパークのように、自分と関係無い完成された
世界に感じられて、そうなのかと思ってしまうが
日本と似た、比較することができる部分に関しては、特に面白さを感じることができた
日本のものさしが適用できるものを無意識にも、意識的にも探してしまう
自分の趣味嗜好の偏り、思考の癖だと思う
いまはこう見ることしかできないので、これでいい
こう見ることで得られる感想はいまの自分にとって重要である気がする


食品スーパーで、 キッコーマンの卓上用醤油が売っていた
おなじみのデザインのガラス瓶だが、書いている文字が全部英語で
限りなく日本にそっくりだが日本には絶対にない奇妙な
近づけば近づくほど、ぜったいに重ならないことがわかる変な感覚を味わった
お土産に買うことにした

SPARがあった
日本では北海道に最後まで残存していたものの、数年前消滅したコンビニである
絶滅動物に出会ったような感動があった
さすがにツナマヨおにぎりは売っていなかったがSPAR印のツナ缶はあった

日本との対比でいうとこういうところである
あとマクドナルドも行って食べてみた。食べ慣れたものなら味の違いを見つけられる
理解の糸口がこういうところにあるような気がしてしまう


ほかにも書くことはたくさんあるが、旅から少し間があいてしまったので
このくらいにする。記録は別にとってあるし、書くタイミングがあればまた書く




ここ数日の話
服を売る店に行った
以前頻繁に通る機会のあった道に、その店はあった
当時一度も入店することはなかったのだが、ふとその店のある景色を思い出して
近くまで行くことがあり、気が向いたので見に行ってみることにした

テナントがいくつか入れ替わっている場所があったり
年月が経つと繁華街はそういうものだよなと思ったがその店は健在だった

物色していると、ほどなくして店員が話しかけてきた
服屋で店員に話しかけられるのあまり好きじゃないのだが
開口一番に勧めてきた服が、まさに今欲しているかんじのものだったので
えっよくわかったな、と思ってそれを買うことにした

たまたまなのかもしれないが
移り変わりの激しい繁華街で長年店をやっているということは
客の気持ちを汲み取る術に長けている故、ということも大いに考えられる
あまり経験したことのない出来事で、良い気分になった
ポイントカードもくれた
ほかに本屋で本を二冊買った

先日の資料性博覧会で販売した品々が
通販で買えるようになったとのことです

通販のページはこちら
https://order.mandarake.co.jp/





以下、今日考えていたこと
学校について
学校は入学するものだが、入校する学校もある
学校の一番偉い人は校長だが、学長が一番偉い学校もある
入学 入校
学長 校長

たとえば病院の場合
入院はあっても入病はないし
院長はいても病長はいない
図書館の場合も
入館で、館長であり、例外はないように思われる
区役所も、入所で所長


会社の場合はどうか
会社に入ることを入会とはいわないが入会という言葉はある
そして、会社には会長と社長が両方いる場合もある

学校だけが例外的に奇妙なことになっているかと思ったが
会社もなかなか変かもしれない
はたしてこれが変なのかどうかも、だんだんわからなくなってくるが



楽園(ル パラディ)ウェブ増刊にて描いた漫画が公開されました。
5月15日分です。無料ですので見てみて下さい
 
行き方:下記URLを押す→WEB増刊へGOと書かれた箇所を押す(中段画面左)→5月15日のところを押す→漫画登場。
 http://www.hakusensha.co.jp/rakuen/


「筑波山観光不案内」第五回です
続きものですので、未見の方は初回から順に見て下さい
一話から順に4月7日、15日、27日、5月10日です。

筑波山の観光漫画はこれでおしまいです。
もう読んだという方も、完結したタイミングで
今一度振り返ってお読みになるのはいかがですか

楽園(ル パラディ)ウェブ増刊にて描いた漫画が公開されています。
5月10日分です。無料ですので見てみて下さい
 
行き方:下記URLを押す→WEB増刊へGOと書かれた箇所を押す(中段画面左)→5月10日のところを押す→漫画登場。
 http://www.hakusensha.co.jp/rakuen/


筑波山の観光漫画の第四話です
一から三も全部見れますからリストの上から辿って読んで下さい
なんと、まだ続きます





以下日記

買い置きしてあったグヤバノジュースを飲んだ

漫画に描いてからも、新たなグヤバノジュースをいくつか見つけて
あるときは通販で取り寄せ、あるときは輸入食品店に赴き
いままでに合計4種類を賞味した

感想をいうと漫画に描いたフィリピン産「GINA」が最も現物に近い
次点でタイ産の「FOCO」サワーソップジュース
台湾産「wow」サワーソップジュース
「TANG」グヤバノ粉ジュース
という格付けになった。あくまで独断と偏見に基づくものだが
でもどれも結構うまいですよ

今日はFOCOを飲んだ
なかなか甘ったるいので炭酸で割ったりしてもいいかもしれん
まだあるので今度試してみる



慌ただしくしていたらいつのまにか五月も半ばになった
ついこの間まで寒さを警戒しながら散歩していたが
気付けば日向は暑いくらいの日もある


たまたま遭遇した古本市で本を買った
昔の北海道の観光案内ガイドブックのような本で
社会科の教科書を詳しくしたような名勝や観光地の解説の合間に
けっこうな頻度で丸々一ページ使った観光ホテルや旅館の広告が
連発されており、そのどちらにも時代を経た風格があって
コントラストが愉快だなと思った。ぼろぼろなのにそこそこの値段したけど
しかしそこそこの値打ちをつけるということは
このような部分に愉快さを見いだす者がいると信じてのことなのかもしれない
いい買物をしたと思う