騒がれていた台風19号が去って行ったようだ
ニュースでは巨大災害として重大な扱いをしていた
巨大地震のときを思い出す

地震と違うのは、これからやってくるというのが
事前にわかっているニュースだということがある
地震は、起こってからのニュースになるのに対し
台風はごく近い将来やってくる、避けようのない
巨大な災害に対して、みんなに緊張感をもって備えるよう促す
これからのことがニュースで勧告される
世界観がくっきりしてくるような不思議な感覚があった
窓の外では雨風がはげしくなっていくし

なんとなく今日のことは忘れないかもなと思って
NHKのニュース番組を録画しておいた


窓の外が急にしずかになって、台風は去った
去るときはすっぱりだね
22時くらいだっただろうか

しばらくして外に出てみると、月がぎらぎら明るく
まばらに残った雲がぐんぐん動く様子が浮かび上がっていて
その隙間に星がよく見えた
空気も生ぬるく、おいしい

明日起きたら近所を散歩してみる

今日になって、軽減税率という仕組みがあったことを思い出した
生活必需品などに関しては、今後も8パーセントのままになるという
昨日日記書いてたときはすっかり忘れてた

8パーセントなどという半端な数字が
身の回りにあふれている景色はもう消えてしまうんだな、という
さみしさを感じながら昨晩は眠ったのたが
さみしがり損だった


コンビニに行き、飴と菓子パンと飲料を買った
先日食った「カステラ風蒸しケーキ」という
名前からしてうまそうな菓子パンが名前の通りうまかったので
また買ってしまった
じつにうまい

「カステラ風蒸しケーキ」。なんともわくわくするネーミングだ
「パパイヤメロン」と同じくらいわくわくする
「フクロウオウム」も同じくらい


レシートの金額のところに、米印がついていて
その印のある品は、軽減税率の対象だということだ
カステラ風蒸しケーキも軽減税率の対象だった

今日から消費税が10パーセントになったという
支払うあらゆる金額が2パーセント増えるということについては
それほど辛いとか悲しいという気持ちは沸かないのだが
いち早く変更された通販サイトの価格表記を見たりしている

8パーセントが終わり、10パーセントの時代がやってきた
あらゆるものにかかっていた「8パーセント」という数字を
見かけることはこれからなくなってしまうのだ

2018年が終わって2019年がやってきた時や
平成が終わって令和がやってきた時と同種の
気分を味わっている


かつて消費税が3パーセントだったときに
600円のものが税込みで618円になった
618円という額面を、やけに印象的に覚えている
5パーセントのときは、なんだかんだ105円がいちばん印象的かな
8パーセントのことを思い出すとき、いくらの額面を思い出すだろう
2160円とかかな

何かが変わるときはしんみりしてしまいがちだ

庭先でカマキリが蜘蛛の巣に引っかかっていた
じたばたしていたので、助けてやろうかと思ったが

蜘蛛からしたら、せっかく豪勢な食料が引っかかったのに
第三者がそれをかっさらっていくのは納得がいかないだろう
しかも、自分の巣をいくらか破壊される


手を出さないのが公平かなとも思ったのだが
助ける気持ちのある第三者がたまたま通りかかった、という
これもまた自然の摂理の一部なようにも思えてきたので
自然の一部として、最初の考え通りカマキリを助けることにした


カマキリは蜘蛛の巣から脱出すると、ほどなくして羽を広げて飛び立った
カマキリってあんまり積極的に飛ばないイメージあるから
脱出して興奮していたのか、元気が有り余っていたのかもしれない


そして、カマキリは再び蜘蛛の巣に突っ込んでいったのだった

ええーっと思ったが、再び助けることにした
今度もしゃきしゃき動いてはいたが、飛びはせず
植木の葉っぱの上を歩いてどっかに行ってしまった
郵便物が丁度届いたので、それ以上追うことはしなかった



郵便物は、通販で頼んでいた壁穴の本だった
思ったより寸法がでかく、本棚からはみ出た

古いスーパーマーケット
薄暗い店内は、内装にプリント合板がたくさん使われている
緑色の農協牛乳が売られていて、あっまだ緑の奴売ってるんだ、と思う
他に、「かめのこ牛乳」「ゾンビワールド」といった銘柄の牛乳もある




ローラースケートをはいて町を移動している
古書店、ファミレス、雑貨屋などがある幹線道路の歩道で
すいすい進むがうまく止まることができない
手のひらを地面に擦ってスピードを抑える
つま先部分にゴム製のブレーキがついていることに気づき、ブレーキをかけると
ゴムが削れて削れかすが顔に飛んでくる
しかしたいして止まらない
こつがあるのだろうか

雑貨屋に入る
店内はそこそこ混雑している
レトルトカレーを手に取りレジに向かうが、行列になっている
仕方なく並ぶが、数十人は並んでいる様子。
べつに急ぐ買物でもないし、買うのをやめるか考えながら
しかしわりと列が進むのでおとなしく並んでいたが
いつの間にか、手にレトルトカレーを持っていないことに気付く
おかしいな、と思うがもうレジは目の前まで迫っている
折角並んだのが無駄になってしまった
列を離れる

店を出て、隣の店が中国食材を売る店で
店先で黄色いポーチ(エコバッグ?)を売っている
簡素な作りで、てろてろの黄色い生地に赤い刺繍でなにやら漢字がずらずら書かれている
値段は千円だった。この作りにしちゃあ高いなと思う



府中市立美術館の展示を見る
全編CGで作られた映画の登場人物を、立体で造形した作品がある
デジタル制作された実体のない映画の人物のデータを立体で複製して
実在感はあるが実体のない存在に実体を与える、という趣旨らしく
見たことのあるCG人物が広い空間に脈絡なく並んでいる

銀メッキされた石膏像が輪になって並んでぐるぐる回っている




雑草の生えた急斜面をすべるように下りると、かつて通った小学校の校庭があり
子供がキックベースをやっている
こんなところに来るつもりじゃなかったんだけどな、と思いながら
校庭を出る方向へ歩いていると、知らない先生がやってきた
学校に関係のない不審な人物なので、ひとまず職員室に来いという
「卒業生なんですが」、と言ってみるが反応芳しくない
「最近は物騒ですからね」、とも言ってみるも反応が薄い

職員室で、別な先生から、どこかで会ったことがあると言われる
どこだろうと思っていたら、思い出したようで
「府中市立美術館で、カニの柄の傘の布地の厚みを吟味していたのを見た」と言われた
言われてみればそんなこともあったような気がしてくる



 
ちなみに府中市立美術館には実際には行ったこともないし
本当にそういう美術館があるかどうかも知らなかったので何故夢に出たのかは謎だ
あとでインターネットで調べたらどうやら実在するらしい

アメリカに行って帰ってきた
本場のセブンイレブンや本場のデニーズに行ったほか
STARKISTのツナ缶を入手するなどした
いろいろなものを見た

鉄道の車窓から見た、土埃と枯れ草の荒涼とした土地のかんじが印象的だった
都市部はまた違うが、ちょっと外れた郊外の気配は
以前行ったフィリピンの町のかんじと少し似てるところがあった
でかい電柱がでかい木でできていたり
日本と比べると景色の単位が大きい感じがした 国土が広いからかな

夜に、ファミレスの明かりが寂しげで良かった
船から見た対岸の石油工場かなんかののびのびした感じもよかった
一瞬車窓から見たおびただしい数の風力発電機のある丘
目的地としてじっくり見たものより、瞬間見かけたそういう場面のことを思い出す
心の準備をせずに見たものの方が新鮮に記憶するということなのか
わからないが



旅行以降、生活のリズムが良い方向に狂い
早寝早起きがちになっている
しかし規則正しいわけではなく、日によってその度合いが違っており
リズムが狂っているにはちがいない、本調子では無いかんじである
一種の時差ぼけが長引いているのかもしれない
正していきたいが遅寝遅起きに戻すのは勿体ないような気もしてる

センチュリー21という不動産屋
テレビCMで「センチュリートゥエンティーワーン」というサウンドロゴが
印象的で、音のリズムの良さだけが頭に残っていたが、不意に

センチュリー21、つまり「21世紀」か
ということに気付いた
考えたこともなかった

21世紀、つまり今だな
かつて20世紀の頃は、21世紀という言葉には近未来という印象があったが
「いま」になってから随分経つので、だいぶ「いま」を意味する言葉として感じられるようになったし、逆に20世紀と聞くとなんだか歴史を振り返るような気持ちになる

それはともかく
「センチュリートゥエンティワーン」について、響きの良い英語の社名としか
思ってなかったのが、案外素朴な言葉だったことにふと気付いて
そうだったんですか、と気付くということがあった

調べてみたら、センチュリー21はもとはアメリカの企業で
世界中に展開しているのだという
設立は20世紀のことだった

楽園(ル パラディ)ウェブ増刊にて描いた漫画が公開されました。
8月26日分です。無料ですので見てみて下さい
 
行き方:下記URLを押す→WEB増刊へGOと書かれた箇所を押す(中段画面左)→8月26日のところを押す→漫画登場。
 http://www.hakusensha.co.jp/rakuen/


7月30日分も公開されてます
告知したつもりがしていませんでした。うっかりした
続きものではないですが併せてご覧ください。



くろしおくんがゆるキャラグランプリに出てる
くろしおくんは「ゆるキャラ」という一連の流行以前から居たし
こういう派手なイベントにはもう出てこないのかなと思っていたが
どうも今年からご当地キャラクターとして精力的に活動しているらしい
素晴らしい
そういうわけで日々ゆるキャラグランプリの投票をして喜んだりしている


かつて、高知駅にでかいくろしおくんのモニュメントがあった
2002年の高知国体をカウントダウンする表示が足元にあったような気がするが
なにぶん昔のことなのでよく覚えていない
その頃はまだ高知駅が今のような現代的な駅舎ではなく
薄暗く寂れた、今考えると県庁所在地の中心駅としてはだいぶ残念なものだったと
思うが、旅情という言葉のよく似合う建造物でとても好きだった
そんな駅舎に異様にでかいくろしおくん像は不思議と馴染んでいた

それから駅も建て替わり、高知に行ってもくろしおくんの姿を見ることが
めっきり減り、おまけに高知で幅をきかせていたスリーエフが消滅し
近年は寂しく思っていたが、くろしおくんがご当地キャラクターとして
再び立ち上がったことで潮目が変わるのではないだろうか
個人的気分としては居るだけでPRになるから末永く居て欲しい



別件
Tシャツが完成し、順次発送されているとのことです
いい仕上がりになっております
まだ売ってますがサイズによっては在庫がなかったり少ないものもあるので
ご入り用の方はお早めにどうぞ

言葉の意味を知らなかった頃に知った言葉
幼い子供の頃は、身の回りの日本語や外来語の意味がわからないまま
音や文字列として、言葉に触れることになる
ものによっては、意味が分からないまま聞き慣れるものもある
そういう時期にすり込まれた言葉には、妙な魅力がある


「パーキングエリア」と「サービスエリア」
小さい頃、親の運転する車で高速道路をはしっているとき、しばしば寄った
英語でそれらが何を意味するのかは正確には知らなかったが
パーキングがしょぼい方、サービスエリアがでかい方だということは
わかっていたから、「バーキング」「サービス」という言葉に
なんらかの序列があるように思っていた

それぞれの言葉の意味がわかるようになってからも
「parking」、「service」という英語が持つ意味とは別に
それら二つが結びつけられたかつての刷り込みによる独特の手応えが
未だに強烈に残っている


時期は覚えていないがとても小さい頃
「日本」と「東京」のどちらが大きいのかわからなかったという
こともうっすら覚えている
さすがにその後すぐに関係性は覚えたとは思うが
土地の大きさ、東京や日本の広さを体感として理解するのは
もっとずっとあとになってからのことだった


「古墳」
幼い頃住んでいた場所は古墳が身近にあったので、古墳という言葉は
耳になじんでいたが、それが何なのかを学ぶのは小学校の社会科の授業だった
意味と知識を伴った「古墳」の言葉と教科書で再会したときは
なつかしい言葉の肌触りと新鮮な具体性が嬉しかった



歯ごたえだけを楽しんでいたガムに急に味が追加されたような
わーっと思うけど
しばらくすると歯ごたえだけを純粋に楽しんでいたときの
感覚を、味のするガムのなかに見いだして懐かしい気持ちになったりする

そういう行き来のできる言葉は、人それぞれあるのかもしれないが
それほど膨大にあるもんでもない
考えてみれば貴重なものだ
大事に味わいたい