youtubeでセブンイレブンの古いコマーシャルを見ていたら
「スラーピー」という飲み物の宣伝をしているものがあった
聞いたことのない商品だが

映像を見る限り、かき氷かシェイクかスムージーのような飲み物で
冷たくてうまい、半固形のものであることはわかる
そういう商品が昔発売され、定着することなく消えていったんだなと思って


少し調べたところ、なんと今もある商品だということがわかった
見たことも聞いたこともないが
なんでも、海外のセブンイレブンではポピュラーな商品で
国内ではごく一部の店舗だけで販売されているのだという

そう聞くとどうしても飲んでみたくなるもので
行っていけない距離ではないセブンイレブン店舗に設置されているという
情報をたよりに行ってみることにした
しかしその情報も公式発表ではない曖昧なもので、 いつ頃の誰の目撃情報を
元にしたものなのかわからない
季節ものだとして、去年あるいは数年前までは売っていたけど、というような
すれ違いもあり得る。なにしろ情報が少ない

セブンイレブンというコンビニ
画一的なサービスを便利に展開することをうりにしているコンビニという
業態において、ごく限られた店舗でオリジナル飲料を展開するというのは
なんとなく考えにくいように思える
それも、何十年も前にテレビCMを放送していたものが
今も一部で脈々と息づいているというのは
いつどんなタイミングで消滅していたとしても不思議ではないが



売っていた

コーヒーの販売のように、レジでスラーピーを頼むと
カップを買うことができ、レジ横のスラーピーマシンで自分で注ぐ仕組み。
カップはMサイズとLサイズが選べ、それぞれ120円と150円。
味はコーラとメロンソーダがあり、メロンソーダにした

どうやら炭酸飲料を凍らせて細かくしたもののようで
氷の粒というよりは綿のようにふわふわとした非常に微細な粒子で
それをストローで吸う
凍っているためジュース状態よりは味が薄まって感じられるが
不思議な食感で面白く、うまいものだった

いろいろな炭酸飲料で作れるのではないだろうか
もしスラーピーがヒット商品になり、津々浦々のセブンイレブンに普及すれば
あるいはそういう展開もあり得たのかもしれない

とはいえ、スラーピー専用にロゴ入りのカップが用意されていたり
限定的ながらも継続販売されているところを見ると
一定の需要があるのか、思うところあって販売され続けているのだと思う
そういうものがある
不思議な経験をした

台湾には古い建物が多かった
どちらかというと都市部を巡る機会が多かったが
先進的な建物の合間に、相当年期の入ったような建物が混じっていて
そのコントラストは、日本のそれよりも鮮やかなかんじだった

歴史的価値のあるような古い建物についても、大事にされていたが
わりと容赦なくお洒落に手直しされている場所も見られた
歴史的価値を持った場所を、なくすことなく現代的価値も持たせる
取り壊すでも標本にするでもなく、今風に手直しして活かすことをよしとする感覚は
歴史的な風情は多少損なっていたとしても、良い価値観だなと思った


かわいいものが多い
ファンシーな絵柄、アニメっぽいかわいい絵柄の看板類をよく見かけた
日本でも見かけるものに近いものだが、とくに目に付いた

遠慮や気負いのない、まっすぐなかわいさが感じられた
うまくいえないけど
日本でもよく見るような、でも取り扱われ方や、見る人設置する人の
眼差しのわずかな違いがこの気配を生み出している
こういう微妙な気配はこれからどんどんなくなっていくものかもしれない
純粋にかわいいものを見かけるたびいい気分になった



ドリアンをはじめて食べた
悪臭を放つ独特な果物という予備知識があったが
実物を食べたらとても旨かったので嬉しい誤算だった
臭いは、腐敗臭のようなものを想像していたが
ガスコンロのガス漏れか、炒めた玉葱に近いかんじで厳しいものではなく
バナナとアボカドを足して高級感を上乗せしたような芳醇な食味。
チャンスがあればまた食べたい



見るべき物が多く、到底一度の旅行で味わい尽くせる場所ではないが
逆に日本の街角を見るときの指標が増えたような
対比として、日本の景色の扱われ方や特質を意識する場面が多かった
日本はどうだったろうか、という

どうやって古びているのか、どう掃除するのか、スーパーの品揃え
街灯、コンビニ、観光地、パンフレット
日本の行ったことない地方を見にいった方がいいかもしれない
その上でもう一度台湾に行くことができたら
より深い味わいを楽しめるかもしれない
そういう場所だった

忙しくしていたらひと月もの間日記を書いていなかった
一段落したと思ったら季節は梅雨になっていたので
不要な外出をしない暮らし方にどうしてもなる

それでも霧雨のなか散歩してみたりする
日や時間によっては寒いくらいのときもあり
なんか妙なかんじだな
がらりと暑くなるような日はすぐにやってくる
もっとグラデーションのように夏になるような記憶があったけど




ところで台湾に行った
もう先月のことだが

去年フィリピンに行ったときにも思ったが、おれはどうも外国に行くと
日本に似ているところを見てしまう傾向にあり、台湾はフィリピンよりも
日本に似ているところが多いようで、注目すべき点が多かった

コンビニを四種類見つけ、それぞれでツナマヨおにぎりを買った
売っているのである
セブンイレブン、ファミリーマート、OK、ハイライフ というコンビニで
前二つは日本でも見かける店ですね
OKも、じつはサークルKの現地名らしく、ハイライフは現地企業であるという

全体に日本の大手コンビニほど品質は高くないが、日本にない特徴としては
どれもマヨ度が低く、タマネギが入っているというのがある
OKのものが、今は無きスリーエフのツナマヨに少し似ていて好きだった
ハイライフのが一番台湾らしさがある風味だった


もちろん日本では全く見かけないようなものも沢山見たり食べたりしたが
慣れ親しんだものほど、比較して見たときに機微を見分けることができる
興味の持ち方の癖なのかもしれないと思う


台湾には、グヤバノは存在することはするがほんのわずかなものらしい
今回の旅では全く見かけなかったのだが
近縁種であるバンレイシ、現地名で釈迦頭というものがあり
それは食べてみたいと思って道中ずっと探していた
しかし季節外れであるらしく、市場やスーパーでは売られていなかった

結局、観光客で賑わうスポットのデザート屋のような店で
鳳梨釈迦という、釈迦頭の親戚のような果物を発見し、それを食べた 
鳳梨とはパイナップルのことだが、パイナップルのような
棘のある酸味は一切無く、まろやかなトロピカルフルーツの甘味
桃のような歯切れの良さはグヤバノを遥かに凌ぐ質の高いものだった

あとで調べたところ、 鳳梨釈迦とはアテモヤという名前でも知られているという
そういえばグヤバノに関連して、読者の方よりアテモヤについての情報お便りを
頂いており、機会があれば食べようと思っていたのだった
その節は情報ありがとうございました。このような形で偶然出会って食べました

釈迦頭については釈迦頭味のアイスを食べただけに終わったので
またの機会に期待したい


あとはグアバが非常にポピュラーな果物としてそこらじゅうにあった
日本でいうミカンとかりんごとかそういうレベルではないだろうか
どこの食料品売り場にもグアバジュースがあった
非常にうらやましい環境である
その点でも好ましい国だった


食い物の話ばかりしてしまうな
台湾のこと書き始めたらながくなったので区切って明日また書く




品切れになっていた単行本「足摺り水族館」が再生産されます。
七月頭には出回る予定です

再生産に時間がかかったのは、紙が入手できなくなったという理由からです

当時、本の設計にあたり表紙や本文の紙はずいぶん吟味したもので
この本には計三種類の紙が使われているが
そのうち二種について、以前から確保が怪しくなってきているという話があり
いよいよ完全に入手が不可能となり、代わりのものを探す必要が出た

初版で使われていた表紙は、段ボールの表面に使われているもので
どこかで必ず見たことのある、しかしその形では世に出回ることのない
じつにしっくりくるものだったため、代替品を探すのは難航した
結果的にはひけをとらない質のものになっていると思う

本文用紙も同様に、意外と難しい質のもので、代わりになる
ものが見つからず、あわや八方塞がりかという時期もあったが
どうにかこうにか初版に匹敵する質のものを使えることになった
大変ありがたい
しかしこれらを解決するために想像以上の時間を要した

用紙に変更があったため、本自体が少しだけ厚くなっています
それに付随してデザインに微細な調整、変更がありますが
収録内容には変更はありません


足摺り水族館は、最初の漫画単行本です
近頃の作品とはまた趣が異なるものかもしれません
あまり異ならないかもしれないけども
未見の方、よろしければ見てみてください


Amazonから予約できるようになっています
https://www.amazon.co.jp/dp/4907259026

panpanya直売所からも買えるようにしてもらいました
直売所は送料がかかりますが、Tシャツとかも売っていますので
お気に召すものがございましたらご一緒にいかがですか



楽園(ル パラディ)ウェブ増刊にて描いた漫画が公開されました。
今期五本目、30日更新分です。無料ですので見てみてください


行き方:下記URLを押す→WEB増刊へGOと書かれた箇所を押す(中段画面左)→4月30日のところを押す→漫画登場。
 http://www.hakusensha.co.jp/rakuen/

全五話ですので、その1から順を追って読んでいただけると幸いでございます
それぞれ3月27日、4月8日、4月18日、4月25日分です


グヤバノの旅もこれでおしまいです
めずらしく長めの続き物になりました
グヤバノの話に終始してしまい、描ききれない出来事がたくさんあった
実際のところもグヤバノに執着しつづけた旅行ではあったのだが
また何かの機会に補完できればと思います

先日ひさしぶりにアメ横のグヤバノジュース売ってる店に行ってみたときも
売っていなかったので、入荷すっぱりやめてしまったのかな
日本におけるグヤバノをとりまく環境は依然として厳しい
グヤバノが少しでも身近な果物になることを願ってやみません



楽園(ル パラディ)ウェブ増刊にて描いた漫画が公開されました。
今期四本目、25日更新分です。無料ですので見てみてください


行き方:下記URLを押す→WEB増刊へGOと書かれた箇所を押す(中段画面左)→4月25日のところを押す→漫画登場。
 http://www.hakusensha.co.jp/rakuen/


グヤバノの旅もいよいよ大詰めです
続き物ですので、第一話、第二話、第三話を先にお読みください
それぞれ3月27日分、4月8日分、4月18日分です



楽園(ル パラディ)ウェブ増刊にて描いた漫画が公開されました。
今期三本目、18日更新分です。無料ですので見てみてください


行き方:下記URLを押す→WEB増刊へGOと書かれた箇所を押す(中段画面左)→4月18日のところを押す→漫画登場。
 http://www.hakusensha.co.jp/rakuen/



続き物ですので、第一話と第二話を先にみてください
それぞれ3月27日分、4月8日分です





今年もゴールデンウィークに開催される「資料性博覧会11」にて
新作こいのぼりくんがおみやげとして販売されます

今年は、昨年制作された「入れ子いのぼりくん」をベースに
こいのぼりくんの知られざる生態に迫るというコンセプトです
くわしくは公式ウェブサイトをご覧下さい 
https://mandarake.co.jp/information/event/siryosei_expo/koinobori.html

深夜二時、気分転換に散歩に出ることにした
散歩はこのところ日課にしていることだが
真夜中に散歩をするのは滅多にないことだ

滅多にないというか、純粋に散歩目的で深夜外出したのは初めてだった
どこかから帰ってきたり、ごみを出しておくということは
過去にもあったと思うが
何となく気が向いたのだった


空気がひんやりしていて、寝静まっている
虫一匹見かけなかった
近所には街灯の無い箇所があり、そういう場所は完全闇になっている
人が歩いているべき時間ではないなということがひしひし伝わってくる
夜行性の動物というのがいる
今日は夜行性の動物には出会わなかったが、こんな夜の間に
せっせと活動しているやつらがいるらしい
なにもこんな暗い時間に好き好んで活動しなくてもいいのに
明るさが大事でない種類の生き物もいるんだな

そう考えると、人間というのは明るさが大事な生き物なんだな
明るさを大切にして生きている
道を照らしている街灯も、そうして見ると一生懸命照らしている
こんな時間だれも通りやしないのにな
かなりの光量がある
LEDなのかな、こういう照明器具が日本中に無数にある
明るさを大切にしている生き物だから、こういう設備をじゃんじゃん設置する
それをたよりに、こんな時間に散歩ができる

星がけっこうよく見えた
昼間の散歩とはまた違う質の、なかなかいいものだった
体がひんやりしてしまったが、ねむくなったので寝ることにする