ドーナツとピーナッツ、語感が似ているが本質的には全く別のものだ
あたりまえだが
しかも、似ている語感も表面的なもので、言葉の由来は恐らく異なる

ドーナツはドーナッツとも表記できるが
ピーナッツをピーナツとすると問題があるように思える
ピーナッツの「ナッツ」は木の実を意味する言葉で
ナッツのことをナツとは言わないからである
カシューナツとは言わない

しかし、ピーナツという表記も見かけないわけではないし
試しに「ピーナツ」と口に出して言ってみると
違和感は実際のところぜんぜんない
「カシューナツ」は違和感ありますね

これはドーナツ=ドーナッツという表記のゆれが
影響しているのではないかという気がしてきた
どっちもおやつに関係するし



そんなことを考えていた
取り組んでいる作業があるが、それは思うように進まずもどかしい



三ヶ月分くらいの自治体の広報誌をファイリングした
何年か前から、ポストに届く広報を捨てずにファイルに綴じることにしていて
最近は広報に限らず自治体経由でくるチラシ類、団体の広報類も
綴じるようになってきたので、一年で結構な量になる
昨年の二月から溜めていたバインダーが満たんになったので
次のバインダーを買ってこないといけない

謎の使命感で集めている
ぱらぱらめくると、極めてローカルな情報が無作為に飛び込んでくる
イベントの情報やら、子供の考えた標語だとか
無意味な気もするが、集まってくると
それらが持ちはじめる重厚感に引っ張られてしまう

ジャンル分けされたものが集合してきたときの重厚感の魅力について
時々考えてる
原初的な嬉しさがある

確定申告の書類を出したついでに、少し市街地を歩いた
午後三時くらいから夕方にかけての時間で
公園で子供が遊んでいたり、買物をする人、下校中らしき学生がいたりした

買う物があったので、スーパーに立ち寄った
わさび、キャノーラ油、とろろ昆布、山椒を買う
調製豆乳コーナーを見ると、見たこと無い味がいくつか出ていたので
その中からマカダミアナッツとシナモンを手に取ったが
ふと、見たことないやつは全員買おうと思い直し
ラムレーズンと糖分削減麦芽コーヒーもかごに入れた
ツナマヨおにぎりも買った

そことは別な店で、閉店のお知らせの張り紙が出ていた
わりと最近出来た店で、小綺麗で人の入りも良い印象があったので
おどろいたが、まあ事情はいろいろあるのかもしれない
そこでは今日は何も買わなかった


引き続き歩いていると、クレープ屋があった
そこにクレープ屋があることは前から知っていたが、一度も買ったことない
ふだん用のある店や場所から絶妙に外れた位置にあり、近くまで行くことはあっても
その店の目の前を通りかかることは滅多にないためである
おにぎりと豆乳がなければもしかして今日初めて買ってみてたかもしれないな
通りかかったとき、ちょうど客が一人クレープを受け取っているところだった
通り過ぎ、振り返ると、おれのうしろを歩いていた男が店に立ち寄っているところだった
繁盛しているんだな


道端に、 この周辺の案内図の看板が掛かっていた
印刷されたものではなく、トタン板にペンキで描かれたタイプのものだ
錆も退色もなく、さほど古いものではなさそうに見えたが
細かく見ていくと、潰れて薬局になったはずのCD屋がまだ掲載されていたり
ビルが建って無くなったはずの駐車場がそのままになっていたり
件の閉店する店はまだ建ってすらいないという
随分と古い地図を元に描かれたもののようだった

地元のものをこれほどとんちんかんに書くのは考えにくいから
それなりに古い時期に書かれたものが、書き換えられることなく
奇跡的なコンディションで新品の輝きを保っているということなのかな
すこしミステリアスな感じがする


街路樹に新しい支柱が添えられていた
その木口の部分に、品名とバーコードのラベルが貼ったままになっていた
ホームセンターとかで買ってきて組み立てたのかな
かなり新しいことがわかる
支柱は四本の丸太を組み合わせてあり、四本ともラベルが貼ってあったが
その一本にだれかがガムをくっつけた跡があった
悪いことする奴がいるね
しかしそれによって、新しいにしても少し時間は経ってんだろうなと思えた
昨年の終わり頃とかなのかな、時間的距離感の証拠をつかんだ気分になる

それから別なスーパーや百円ショップなどをひやかし、公園でさっき買った
マカダミアナッツ豆乳とツナマヨおにぎりを食べた
考え事をしながら食べたので、あまり味の感想をもたなかった



以前も、この町をこのように特に目的なくぶらぶら歩いたことがあった
その時は、もしその町に自分が暮らしていたらというようなことを想像して
人の生活のある街中に自分が溶け込んでいる気分を味わったりしていたが
今日はどちらかというとドライな気持ちで
昔からある建物のこと、もうない建物、あたらしくできた店、もうすぐなくなる店のこと
俯瞰した気持ちで、物理的なことをよく考えてた

こんな細かな事象はやがてきっと忘れてしまう
だれも覚えてないし、覚えてたとしても言葉で共有されることはない
本来なら記録にも残らない、役に立ちようもない情報ばかりで
そういうものを見れば見るほど、考えれば考えるほどなぞのやるせなさを感じたりもするが
こうして日記に書くと少し気分が紛れる

頂き物のお菓子の詰め合わせのなかに、ブルーベリーシガレットというのがあった
ココアシガレットという定番駄菓子があるが、その派生商品のようだ
ココアの方は何度か食べたことがあるがブルーベリーははじめて食べる

たばこの箱を模したパッケージに、これまたたばこを模した形状の
細長くて硬いラムネ菓子が数本入っている

たばこのように口にくわえながらぺろぺろ味わい
飽きたらぽりぽり食べてしまう
なかなかうまい


箱を見ると、側面のバーコードの横に
「オリオン株式会社はあなたの禁煙を応援します。」
という一文があった
ふむ、と思って

てっきり、このシガレットシリーズの駄菓子は
子供が大人のまねごとをするための面白形状菓子ということだと思っていた
子供が吸ってはいけないたばこの形にすることで、少し愉快になれる
子供が飲めるビール風ジュースのようなものと同じジャンルに属するものと
思っていたが、
この文を素直に読むと、禁煙したい大人がたばこのかわりに食べることを
想定しているように見える

たばこのかわりにこれを食べる人いるのかな
たばこ吸わないから、ラムネ菓子が煙の代用品になるのはイメージ沸きづらいが
口寂しいときにこれをくわえるといいということなのだろうか

考えられるのは、 昨今は喫煙そのものへの風当たりが強いということ
子供がたばこに興味を持ってたばこ型菓子を喜んで食べることに対して
昔に比べ世間があまりいい顔をしなくなっているのではないか
たばこ型菓子という存在そのものについて疑問を持たれかねない状況に際し
禁煙補助の意図を付け加えることで、正当性を高めているとも考えられる
勝手な想像だが



ブルーベリーシガレットやドライフルーツを食いながら、今日は本を読んだ
だいぶ前に人から薦められたまま積んでいたのだが、ふと読み始めた
専門用語や地名が多く、メモをとりながらでないと読み進めるのが難しい本だったが
ここしばらく考えていたことと、思いがけず関係する内容で
今日読む意義があった


今日は晴れたので二日ぶりに散歩に出ることができた
雨によって空気の味が濃くなっていた
農協の車が走り去るところを見た

ここ数日は雨が降ったり降らなかったりしている
今日は降っていた
このまま今期は雪が降らずに済めばいいけどなと思っているが
もう三月か

三月といえばもはやかなり春にさしかかっている感のある数字だ
ここんとこは寒くない日があっても
冬のわりには春めいた空気だな、という捉え方をしていたが
春になってきたから寒くないんだな、と思うことにしてもいい
三月というのはそういう数字だな

花粉も飛んでいるようだ
数日前に一日だけ、どうにも鼻水が出る日があり、こりゃあ花粉症だなと思ったのだが
その日一日だけで、なんか治まったので軽い風邪だっただけかもしれない
毎年そんな感じでいまだに自分の花粉症に自信が持てない
もし正式な花粉症であった場合、この程度の症状で済んでいるのは幸運とも思える



今日は、確定申告の書類作りをやった
面倒だったがひとまず格好はついた
あとは提出するだけだ

欲しかった本を通販で注文した
外国からの直販でしか買えず、その送料がやけに高いという
複合的な理由で二の足を踏んでいたのだが
資料目的の本は経費に計上できるし、面倒な購入手続きについても
面倒な書類作りのついでに思え、確定申告によって複合的な意味で
後押しになり、思い切って注文してしまったのだった

成し遂げたような気分になった
次に晴れた日に自転車で提出に出かけることにする

 

①楽園(le paradis)29号が発売になります
正式な発売日は28日ですが、書籍扱いのため既に売っているところもあるようです
「坩堝」という題の漫画を掲載して頂いております
ぜひ見てみて下さい。
お求めはお近くの書店かインターネット通販で

楽園(le paradis)ウェブサイト
http://www.hakusensha.co.jp/rakuen/vol29/ 

amazon通販ページ
http://www.amazon.co.jp




②大英博物館で開催される「Manga」という
漫画についての展覧会に参加します
会期は今年の5月23日~8月26日なので、その時期に
イギリスに行く機会のある人よかったら見てみてください
細かい情報は順次公開される模様です
https://www.britishmuseum.org/





③四月に京都でやるサイン会について
参加券が付いた本の販売が始まったそうです
インターネット通販分はもう売り切れてしまったようですが
店舗の分は残ってるお店もあるようなのでお求めの方は何卒よろしくお願いします
詳しいことは以下の特設ページをご確認下さい
https://www.animate-onlineshop.jp/contents/fair_event/detail.php?id=101845

めずらしく展示をいくつか見に行った
そのついでに東京の街中をうろうろ歩くなどした


朝ごはんを食べ損なったまま昼を迎えてしまったが
歩いているとどうも腹ぺこを意識しにくくなるようです
それによって過去に昼飯を食べ損なってしまうという経験は何度もしており
朝食ってないでそれは危険であるので、意識して飯屋を探した

個人経営風の中華屋、入り口の狭いスープカレーの店
「タイの店」とかかれたタイ料理の店などがあった
なんとなく予備知識なしで一人ぱっと入るには敷居の高さを感じてしまう

吉野家とマクドナルドもあった
かといってそういうのも味気ないという気分ではある

こうして、心の中に確固たる理想の飯屋を思い描くことなく
ああでもないこうでもないと歩いていると昼飯を食べ損なう
いつものパターンになってしまう

つけ麺の店があった
つけ麺は麺類の中では好きなので、つけ麺にすることにした
ラーメンよりもつけ麺派なのである
なぜかというと、うまいラーメンというのは大概スープに凝っているが
おれは胃が丈夫なほうではないから、 折角の凝ったスープを飲み干すのはつらい
塩分も多いし、健康的でもない
しかし凝ったスープを残すというのも勿体なく、割り切れない思いがある
それが理由でラーメンという食べ物から遠ざかりがちだ
それに対してつけ麺は、麺を食い終わったあとにつけ汁をスープ割りにして
飲むという設計になっているので、その問題を解消していると思うんですね
凝った部分を理想的なかたちで味わわせるために一手間かけている。
かけそばよりざるそば派であるし、細麺より太麺派であるから
諸条件加味しても、ラーメンの派生形としてかなり優れたものになっていると思える
文章にするとあらためて良い食い物だと思うよ
そういうわけでつけ麺を無事食べた。煮卵がサービスで付属していてよかった



美術館に行き、展示を見た
展示を見た満足感よりも、いい図録を手にしたときの満足感のほうが
高くなりがちなのはなんか倒錯しているなといつも思う
今日もそうだった

その後、友人の展示も見に行った
一年ぶりくらいに会うかと思ったら、二年ぶりだと言われた
妙に心に残る作品があって忘れずにいたいと思った


帰り道、自分の好きなものについて考えてた
システムが好きなのかもしれない
詳しく考えたほうがいいことだが眠いので日記はこのくらいにして寝る

単行本「グヤバノ・ホリデー」が発売になり二週間ほど経った
発売後慌ただしくしていたのでそのことについて日記が書けないでいた
一段落したところだが、機を逸した感じがしないでもない

手元に届いて以来繰り返し読んでいるが今回もお気に入りの本になった 
発売中ですのでよかったら見てみて下さい




捜し物があり、部屋の中をひっくり返して探していたが全く出てこない
たくさんの箱を引っ張り出して開けた
これかな、と思う箱には全然別のものが入っていたり
予想した重さより遥かに軽い箱に肩すかしを食らったりした

昨年なくしたポイントカード入れるファイルがついでに出てくるかなと
思ったけどそれは出てこなかった
読み返したいが紛失したと諦めていたあやとりの本は出てきた


部屋がパソコンのようになるといいのだが
しまってあるものの検索ができたり、年代やジャンルで昇順降順並び替えができたり
特に紙ものはそれができたらどんなに便利なことかと思う

ある時期に収集したパンフレットばっかりどっさり入った箱などもあった
整頓して製本してしまおうかと思ったが、いまそれを始めると収集付かなく
なるので他の箱と同様に元通りにしまった
いつかパンフレットに重要な意味を見いだして箱を開けるときがきたら
向きあうことになるだろう

なにがどこにしまってあるかを示す地図を作ったほうがいいかもしれない
八割方探したが見つからないので、残りの二割は日を改めて探すことにする

忙しくしており、あまり日記を書けずにいる
書けずにいる、というのは厳密には正しくなく、書いてはいるがこの日記ではなく
何個か前の日記に書いた、カレンダーの裏紙のひとことメモの欄に
走った記録のほか、一日のトピックスを小さく簡潔に書いている
なんとなく一日の記録をした気になってしまって、それがこの日記から遠ざかる
原因のひとつになっているような気がする

まあなにかしらの記録をつけていればそれはそれでとも思う



今日考えたこと

シャンプー、ボディーソープ、ハンドソープ、洗顔料などなど
人体を洗う用の洗剤がいろいろあり、使い分けをしているが
人間用の洗剤ということで一種類にまとめられないものなのだろうか

身体の汚れ方、洗い方、その必要条件を考えると
部位ごとに洗剤を分ける現状は神経質すぎる気がする
髪の質をどうするとか肌の乾燥をどうするとかの後付けケア剤は
また別に充実しているわけだし、合理化の余地があるのではないか



スポーツ競技の名前でバレーボール、バスケットボール、ベースボールなどがあるが
サッカーボールだけは「サッカー」が競技名で「サッカーボール」は道具の名前だ
なぜだろうか
逆に、「バレーボール」「バスケットボール」「サッカーボール」は道具の名前であるが
「ベースボール」だけは野球のボールを指す言葉としては不適格なかんじする

続きはひまなときに考えることにする


◎単行本特典情報
月末に発売になる単行本「グヤバノ・ホリデー」に、お店によって特典があります

 COMIC ZIN各店
 とらのあな各店
 書泉・芳林堂書店各店

それぞれ特製イラストカードがおまけでついてきます
ほか、書店共通ペーパーというのがあり
全国の書店で「グヤバノ・ホリデー」を買ってくださった方に付くおまけの紙です


また、月末の単行本発売にあわせて「panpanyaフェア」が開催され
全国の参加書店にて白泉社刊のpanpanya作品をご購入の方に
フェア特製イラストカードがおまけで付きます


おまけ紙が多くて混乱しますが
「グヤバノ・ホリデー」の特典として、書店特製三種と共通一種があり
グヤバノに限らないpanpanya作品の特典として
フェア参加書店で特製の紙が一種類あり、全部で五種類です

絵柄のサンプルやフェア参加店の詳細はこちらを参照下さい
https://www.hakusensha.co.jp/benefits_event/53853/ 

あと四月に京都でサイン会をやります。詳しい情報は
追って告知されるとのことなので、サインお求めの方は続報をお待ち下さい




◎「蟹に誘われて」英語版発刊
panpanya通算二冊目の単行本であるところの「蟹に誘われて」の
英語版「An Invitation from a Crab」がアメリカで発売されました。
昨年12月に既に発売になっていたのですが
手元に実物がやってきたのでお知らせします

日本語版の英語表記は「An Invitation by a Crab」だったのだが
fromの方が英語的な感覚では厳密にはただしいのかな
ニュアンスの違いがあるのかもしれない


翻訳について、本当に細部まで徹底して英語化されており
背景にちょっと書いた「ひまわりコーヒー」が「SUNFLOWER COFFEE」 に
訳されているのを見たときは、不思議さ、面白さ、感動がないまぜになった気分になった
(ひまわりコーヒーとは、高知県で売っているコーヒー牛乳の銘柄)
ともかく非常に手間がかかっていると思います。ありがたいことです

日本人から見ると、日本の景色の中の日本語がすべて英語に置き換えられた光景は
無国籍なかんじで、自分ではない人のために最適化された景色は奇妙で違和感がある
一風変わった面白さが発生しているようです

日本の書店で取り扱っているところは見つからなかったので
アメリカのAmazonのリンクを掲示します
https://www.amazon.com/dp/1634429206 

忙しくしていると家から出る用事が全く無い日もでてくるが
少なくとも散歩だけはなるべく毎日することにしている
最寄りのお地蔵さんまで行って引き返す、距離にして一キロあるかないかだが
この習慣は比較的長くつづいている


冬は、呼吸するだけで気管がつーんと痛いほど冷たく感じるときと
冷たいけどまあそれほどでもないときがあり
今日はそれほどでもないと感じた
昨日もそれほどでもなかった
全くもって個人的な尺度だが、冬日と真冬日の感覚的境目はそのへんにある




ゆで卵について
味や食感は同じでもう少し大きいといいのではないかと思った
具体的にはおにぎりくらいの大きさあると嬉しい