先日カタログギフトで頼んだ品が届いた
結局選んだのは「生ハムのジャーキー」 だった

ハムがいいなと思っていろいろ精査していくなかで
「生ハムのジャーキー」の特殊さが目に留まった。
ただの生ハムならばコンビニで売っているのを見たことがあるし
また牛肉のジャーキーみたいなのはつまみコーナーにあるけど
生ハムで、ジャーキーとなると、あんまり見ないのではないかな
常温保存が出来て日持ちもするし、ジッパー付きの袋に入っていて
ちょっとつまみ食いが出来そうな気楽さがあるのも
他のハムとは一線を画しているように思えた
 
そういうわけで、生ハムジャーキーが到着した
小分けになった袋がいくつか入っていたので、ひとつ開けて食べてみた
 
生ハムを干したものなので、透き通るほど薄く
噛むとぽりぽりと崩れる。そしてけっこう塩辛い。 
ビーフジャーキーのような食べ応えもなく、物足りないような印象だが
 
肉だと思って食べると、肉かなあ?と思ってしまうが
鰹節を魚だと思って食ってもよくわからないのと似てるかもしれない
一枚が口の中から消える頃には、なんとなくもう一枚食べたくなるような
ふしぎな余韻があり、そんなこんなで数枚食べるうちに
すっかり癖になってしまった
 
 
食べるのをぐっとこらえ、コーヒーを一口飲んで冷静になると
一見(一食)物足りないように感じられた生ハムジャーキーの
魅力の一端がじわじわ理解できてきた
これはいいものかもしれない
 
この文章をキーボードで打ち込みながら、生ハムジャーキーの
味わいを思い返していたら、また食べたくなってきてしまったので
ひとつだけ。袋の中の小さめの破片ひとつにしておこう、と思って
まあそんなことを繰り返していると、ばらばらのサイズで入っていたはずの
袋の中には、でっかい塊だけのこるかたちになってしまった

一番でかい塊から小さめにちぎり取り、この一欠で今日はやめとこうと
思って口に入れたジャーキーも、こんなことを打ち込んでるうちに消えてしまった
はてさて
もしや味覚で感じる以上に中毒性があるのか?
ジャーキーの話はもうこのへんにしとこう