サンダルが欲しいと思った
前々から思ってはいたが店に行っても思うような
ものが見つからないため、作ることにした

布を裂いて編んで草履をつくったが、外で履くにはいまいち
頼りない質感だったので、バイクの古タイヤがあることを思い出し
足の形に切って靴底として縫い合わせてみた
履き心地と質感は申し分ないが見た目以上に重さがすごい
サンダルはゴムだからしっくりくるだろうという考えのもとだが
よく考えたらサンダルというのはウレタンのような軽い素材でできている
ものが多いし、ゴムのものも裏返すとかなりスカスカした作りになっている
密度のあるゴムというのは、サンダルにするにはあまりに重いのだな
重みでぱたぱたする。近いところまでは行ってるが改良の余地がある

調べてみると、草履に自転車のタイヤを縫い合わせたものというのはある
実用草履と呼ばれるものだ、先人がすでに通った道だったんだな
ウェブで画像を見るに、タイヤの模様のはいった薄いゴムのシートのように
見えるが、そのくらいが快適な厚さなのかもしれない






夜、まだ寝る時間にはあまりに早いが眠気がすごく
昼間草履なんか編んだせいかもわからないが、寝ることにした
それで見た夢


 いつもジョギングで通る道で、だれだかとすれ違う
 その人は振り返ったようだったが、足をとめることはなく通り過ぎる
 だれだったかは覚えていない

 移動感
 そのあと、移動感だけを残してシチュエーションは別になる
 学校に登校する場面
 学校に行くまでにすごく時間がかかったようで、7時間目の途中に学校に着く
 時間がかかった理由は不明。前の夢から感じ続けていた移動感を
 そのまま通学時間にシフトして体感して長く通学していたような感覚だけある
 電車に乗ったような気もするが最終的に学校にはバイクで到着した
 教室に行ってみると、学生は自由に相談して考えるような問題をといているのか
 複数名で固まって話をしている
 教師が寝ていたので、しめしめと思い自分の席に行く
 教室に入る瞬間まで、自分の席がどこだかなんてわからなかったが
 教室に入った途端、理解することができた。
 窓際から二番目の列の後ろから二番目だった
 ランドセルを背負っていたのをおろした(そんなもんを背負っていたとは気づかなかった)
 その日最後の授業の半分くらいしか出席しないことに関して友人らしき人に
 なにか言われた気もするがあまり覚えていない



電話があったので、それで目が覚めた
普段ならまだ起きている時間だったが、妙な体感が残った 
夢のなかで日が暮れて夜に目覚めたような、一日を追体験したような妙な感触

草履を編んでいたのも夢だったように思えてならない
布でできた草履にタイヤを切って縫い合わせるなんてな、まったく夢のようだが
しかし重い草履は実際に出来上がって床においてある

このまま起きて明日を過ごすのはたぶんつらいのでお茶飲んでまた少し寝る