今日もいちだんと寒いので、ついに真冬用の服をひっぱり出して着た
まだ秋なのに、この調子で寒い冬を耐えぬけるのだろうか
不安になるが、考えてみるとまだ暖房器具が控えている
 
大丈夫だ
真冬用の衣類で耐えきれなくなったらヒーターを点ければよい
あとはヒーターの出力を適宜強くしていけばいいだけだ
我慢せず厚手の防寒着を装備していってなんの問題ない


ネックウォーマーからは、半年ほど箪笥にしまっていたことにより
洗剤、柔軟剤、各種繊維の芳香で長期漬けこまれた独特の埃っぽい香りがする
一回着用し、洗濯すると新鮮な洗剤の匂いになってしまうので
これは一回限りの味わいがある





裾に穴のあいたズボンがあった
穴のため、最近はあまり履いていなかったのだが
衣類を片付けていたら目に留まった
代わりになるやつを買って、これは処分しようかな、と思って
 
服屋に行っていくつか見てみたが、どうもこれというのが見つからない
穴があくほどに馴染んだ服に代わるもの、と考えると
新品で並んでいる服は、鮮やかかつ硬質過ぎて見劣りしてしまう
そうすると、何かしら「これ」という決め手がないことには
取り替える踏ん切りがつかないもので

結局何も買わず家に帰ってきて(厳密には靴下を買った)
穴の空いたズボンを見ていたら、繕えば修復できるような気がしてきて
それが唯一の正解のように思え、今日はちくちくと穴を修理する作業をしていた

結果、穴があいたズボンは
穴があきそうなほどぼろいズボンへと生まれ変わった
よしよし
 


少し前にもこんなことがあったな。あのときは靴紐だった
靴は今でも履いているが、靴底もへたってきているようで
足の痛みはそれも一因に思えるので、こちらはいよいよ進退を考えねばならない