いつだかテレビで、「劇場版テンペスト3D」という映画の宣伝がはじまって
なぜかそれが笑いのつぼに入ってしばらく爆笑してしまったのだが
翌日になって改めて考えてみたら、なぜ笑ったんだかまったく思い出せなかった

ということがあったのだが、今日本屋に行ったらレジの横に
「劇場版テンペスト3D」の小さいパンフレットが無料で配布されていて
あ、と思って一枚もらってきた
改めて画像とともに見ると、なぜ笑ったのかがすこしわかってくる
視覚的、語感的にくすぐられているような心地になる
なんか根深いものがあるかもしれない


似たような現象で、「ホームラン軒」というカップめんのパッケージが
琴線にふれ、すさまじい気分になったこともある
パッケージはもちろん保存して部屋に飾ってある

まれに、視覚的、言語的に、ただならぬ心のとらえ方してくるものある
それも、本来の機能や効果としての感動とはまるっきり別の部分で
たまたま心をとらえる形状になってしまっていることも多い
はからずして偶発的な良さが生まれているようだ
副産物、漁夫の利
つまるところおれは漁夫であるから、少し得した気持ちになる