高速道路に神秘的なものをかんじていたときがあった
いまは自分で高速道路に乗ることができるので、移動手段としての
見方をしてしまうが、小さい子供のころはそうではなかった


自動車にのって、高速道路を走ってどこか遠くへつれていってもらう
高速道路からの景色はだいたい整頓されて無機質でプレーンなかんじする
それが長い時間つづき、いつのまにか遠く離れた土地に到着している
ワープ感

パーキングエリアの孤島感
それこそ高速道路からしか行くことのできない隔絶された土地という
焼きおにぎりとかが出てくる自販機があって興味をそそられる

変なこいのぼりみたいなもんがところどころにある
標識が緑色でエキストラステージといった趣きもある
キロポスト
歩いている人などいない
独特の異次元的世界観がある



ときどき、高速道路の上に橋がかかっていたりして
一般道を走っている車が見えたりすると、隔絶がより意識されてくる
幽霊になって下界を見てるような気分になってたもんだが