むかしチャーミーグリーンという洗剤があったなと唐突に思い出し
検索してみると、ライオンの公式サイトがあった
いまもうってる商品なんだな

当該ページを見ると、ページの階層を示す表記が
ホーム > 製品情報 > 製品名から探す > チャーミー一覧 > チャーミーグリーン
となっており、 気になるのは「チャーミー一覧」というページだ
チャーミー一覧の中にチャーミーグリーンのページがあるということになる

ほかにもチャーミーあるのか、と思ってチャーミー一覧を見てみると
チャーミー泡のチカラ
チャーミーVクイック
チャーミーマイルド
などの姉妹製品がいくつかあることがわかった
長年チャーミーグリーンしかないと思っていたがチャーミー一族の意外な多さに
はっとさせられた。むかしチャーミーグリーンを使うと手を繋ぎたくなる
という歌のテレビコマーシャルやっていましたね



コミティアのやつの製本が終わった
ホッチキスをとじると、裏の針が出っ張っていてそれが気に入らないので
いつもペンチなどで潰すようにしているが、それをひとつひとつ力いっぱい
潰す作業をずっとやっていたので、右腕が筋肉痛になってしまった
小冊子の製本ごときで筋肉痛になるとは、と思ったが力を強く込める動作を
千数百回連続して行えば、まあ筋肉痛にもなるかもしれない

あ、と思って調べたら、裏が出っ張らないホッチキスというのが
売っているようです。フラットクリンチホッチキスというやつ
次回からはぜひこれを導入したい

じわじわと改良されてんだな、フラットクリンチホッチキスがいつ開発されたかは
わからないが、誰かが「ホッチキスの裏のでっぱりないほうがいいな」と思って
まあ多くの人がちょっと思ってはいたんだろうが、それを無くそうと思って具体的に
開発に乗り出した人がある時いたんだろう
なかなか、不便とは思っても、そういうものなのだと人は思っているから
おれも何の疑いもなくひとつひとつペンチで潰していたし
出っ張らないほうが良いとは思っても、たいして気にしない人のほうが多いだろうな
そういうあたりまえとされている事態について、疑問を行動にうつして
現状を変えることの積み重ねで、世の中の多くのものはじわじわ改良されている

しかしまたそういうときに、欠点とされていた点が秘かに有していた特色が
誰にも気づかれないまま消えてしまうということもある

ホッチキスの針の裏の出っ張りなんてもんは特にメリットなんてないと思うが
例えば数十年後この世のホッチキスが全てフラットクリンチ化したとすると
しまってあった何十年前の書類かなんかがふと出てきたとき、とめてある針の
裏のフラットクリンチでない針の出っ張りを見て
そう昔はこんなのばっかりだったんだよな、と思うかもしれない
そのときおれは千数百回力を込めて出っ張りをつぶしたこの本のことを思い出すだろう