書き忘れてたことがあった
五稜郭に行ったとき、驚いたことがあったのだが

展示を見ていたら、五稜郭から北に三キロほどの場所に
「四稜郭」という史跡があるという記載があった
戊辰戦争の史跡のひとつで、五稜郭が五角形なのに対し
四稜郭は大方の予想通り四角形である
俄然興味が沸き、行ってみることにした


四稜郭は、中心部から住宅地を抜けた山裾のような場所にある
五稜郭が大規模に建造された堀や石垣で構成されているのに対し、
こちらは規模も小さく、土を固めて地形を整えた簡単な感じのものだ
それでも近所の人含め三百人ほどを動員して数日がかりでつくったそうだ
また実際の戦闘では数時間で陥落したという


幾何学的に造成された高さ二メートルほどの土手に囲まれた草地で
手入れが行き届いている原っぱで気持ちのいい空間
天気がよければお弁当でも食べるのに良さそうだなと思った
でも史跡の中でレジャーシート広げて弁当はダメかもしれない

五稜郭に比べたら格段にマイナーで、見物客もなくひっそりとしていた
こういうものがあるとは知らなかった
なんだか冗談のような場所だが本当のことである