幽霊についてはときどき日記にとりあげているきがするがまたかく

ポケットモンスターというゲームがあるが
最近のはわからんが
とくに初代赤緑のシリーズでは、バグ技が豊富にあった
セレクトボタンを使った所定のコマンドを入力すると
ゲームの動作が正常でなくなり、通常ありえない技や
ありえない店にありえない道具、ありえないモンスターが
登場し、その奇想天外さに爆笑したものです

当事はインターネットなんて普及していないので、だれが発見して
広めたのかしらないが、なぞのコミュニティ感で
バグ情報は流布し、さながら民間伝承のようであった


幽霊が存在するというのは科学的には証明されておらず
その存在はないものとして、正式に語られることはないが
民間の通説としては存在し、見えるひともいる
表面上かくされていても、うっかり抜け穴に陥ってしまい
たまたまみたひともいるだろう
攻略本には載っていない。世の中における非公式情報といった趣
公式情報とはまたちがったわくわく感をもたらす


こんなこともあった
テレビが地デジになる前のアナログ放送だったころの映像で
電波状況がわるいのか、視聴している映像にうっすらと
ほかの局の映像が重なって映るようなことがわりと頻繁にあった
あれの幽霊感
ほかの次元のものが手違いでほんのり混ざりこむ
意識をそっちに向けてしまうと、ちらちら気になりはじめる
幽霊とはこういうものなのではないかという気になる
視聴域の外にある情報が、なんらかの原因で視野に漏れ出す
システムエラーによるものという意味ではバグ技に近い

「ある」と「認識できる」というのはまったく別なことで
耳に聞こえるものだけが音ではないということ
聞こえなくても、超音波という音があることもあるし
目に見えない光が、紫外線や赤外線だということもある
認識できないがイコール存在しないということにはならない

虚空にむかって、何者かがあると無根拠に仮定するのはおろかかもしれんが
その存在がかねてから疑われている幽霊というものに対しては
認識の外側を延長して考えるのは正しいやり方とも思われる



人間は文明が発達するにつれ野生の本能のようなものは薄れて
いってるのだと思いますが、野生の勘、第六感のようなものは
幽霊感知能力と遠からぬ存在な気もする
科学に頼った場合、特に必要ない機能として退化するだろう
進化した未来の人間は、今よりさらに幽霊みえなくなってるかもしれんね

そのころには科学的に解明されて、機械で幽霊検知できるのかもしれんが