部屋に分解したバイクの部品がある
先月だか先々月あたりにフロントフォークのオーバーホールに取り掛かり
片方組み上げたところでほかの作業が忙しくなりつい放置していたが
今日見たら鉄部にうっすらサビが出ており
考えてみれば普段は油に浸かってる部分だ
急かされたような気持ちになったので、台風も来ていることだし
明日は室内で残り片側を組み立ててしまうことにする。

30年以上も前の部品である
フォーク内部の機構にしても、年式の新しいものと比較してかなり
部品点数が少ない。部品数は多いなりになんかお得な効果あるんだろうが
どんなもんだろうか。なにかしらの欠点を補うか性能向上のため
複雑化していったのであろうことはおおよそ察することができる

簡単な機構はそれがなんのための部品であるかが簡単に目で追えるため
見る限り必要十分な部品構成に見えるが
長く研究されるうち改善点が見えてくるのか、そういうものかもしれない
走りに直結する機能でなくとも、部品の交換を容易にすることや
耐久性を向上させるなど、体感しずらい部分の進歩がある可能性も高い

とはいえ新しいのを知ってるといってもそれも15年くらいは経ったものなので
現行の最新機種を分解したら更に高度な機構になっているかもしれない


ドラムブレーキのハブもかるく磨いてあるが、このまま磨き仕上げても
アルミだから無垢のままではすぐに白くなって悲しい状態になることは間違いない
三日に一回磨くような甲斐性があれば無垢でもいいが。





友人の誘いで貝食の専門店に貝を食べに行った
昨日のことだが
本当にメニューに貝しかなかったのでその徹底ぶりにまずは感動した
またその料理も非常にレベルが高く、うまい貝料理に関する味の理解力を超えており
とんでもないものを食べているという感覚だけははっきりとあった
はじめて感じるうまさの領域の料理がいくつもあった
旨みだけを濃縮したような、冷した貝の出汁?のような液には驚いた

しかし食べ物に関する人類の探究心というのはすばらしいな
うまい、まずい、という感覚に訴える、人間のジャッジする感覚の中でとぎすます
精度を要求されるもんだなということを今一度考えさせられる
良い物を追求する精神に敬服する