セーターを洗った
太いウールの毛糸で編まれたもので、 ところどころ穴があき
薄汚れていたのでしばらく着用していなかったが
ふと、今の時期セーターなんかあるといいなと思いたち
久々にその存在を思い出したのだった

近頃は身の回りで壊れたり傷んだりしたものを見つけては
修復し、使えるようにするというのが趣味のようになってる
この日記でも何度か書いてるが
単純に価値が復活するし、新たなものを買うより愛着もわくし
エコロジーの観点からも有意義である
おまけに「有意義な活動をしているぞ」という満足感も得られる。
なかなかいい事ずくめの遊びであるといえる
 
セーターについて
もう15年くらいは前のことか、今はもう無い衣料品店の
入り口を入ってすぐ左のラックに、ハンガーにかかって売られていた
普段セーターなんてあまり着ないのだが(ちくちくするから)なぜかその時は
セーター悪くないかなという気持ちになって、手にとった
赤っぽいのと青っぽいのがあり、赤っぽい方を選んだんだったと思うが記憶が曖昧
値段は三千円前後だったように記憶しているがこれも曖昧
 
このようにしてこのセーターは我が家の一員となった
なんだかんだけっこう頻繁に着ていたが、袖やポッケの中をいじくったりしてるうち
穴があいてきたことや、ウール製で気軽に洗いづらいこともあり、いつしか
薄汚れたままなんとなく出番が減っていってしまったわけです
そういうことを思い出しながらアクロンでじゃぶじゃぶ手洗いしていく
 
洗ってみると、まあ汚れは完全には落ちないものだが
全体に清潔感を取り戻した感じはある
穴やほつれは、目立つもの以外にもちらほらあるようだった
修復用に同じような毛糸をインターネットで探して注文した
きれいに直せるかどうかはなぞだが、この有意義感はやみつきになる
 
 
 
夕方ジョギングに出かけた
最近は寒く、雪がちらつく日もあったから
外を走るのは控える傾向にあったが、昨日の日中うすら暖かいような
気配を感じたので、走ってもいいかもなという気持ちになったわけです
 
とはいえ今日は寒く、走り終わる頃には手がきんきんに冷えていたが
体は冷やされ、夏場のようにぐったりすることのない心地よさもあった
マラソン大会の類が冬場に開催される合理性を感じる