一昨日ふたご座流星群をいい場所で見ようということになり
友人の運転する車ででかけた
秩父の山奥にある栃本広場という場所に行った

ぐねぐね細い山道をのぼっていって、街灯がどんどんない山の上の
道にすすんでいくごとに、ああこれは星かなり見えるなという
気持ちになる。純粋に星を見るためだけに山にのぼっていくのは
はじめてだったので、車内で空をちらちらみてそわそわしていた

ピークの日をすぎていたからか、ばしばし流星がながれる
わけではなかったけど流星は確認できた
月がぎらぎらしてて月付近はあんまり星見えんかった
スマートホンで星座早見アプリケーションを用意していたので
あれがあれか、というのを確認して楽しんだ
木星がとても明るいのだな


小さいころ、望遠鏡をのぞくのは怖いとおもっていた
最近はそういう感覚はうすれ、普通に見れるとおもうが
月とか木星とかを写真で見ると、これ望遠鏡で実物を
目の当たりにしたらこわかろうなと思ってて、興味と恐怖が
同時にあった、
巨大な丸いものってこわい

奥多摩湖のロープウェイ廃墟に行ったときにその恐怖と再会した
ロープウェイのゴンドラをうごかすでかいプーリーが暗闇の機関室に
うかびあがって、それを見たとき木星的恐怖を感じた
廃墟だったからあれだがまわっていたらよけい大変だったとおもう

星に話をもどすと

ぷちぷちと空にある点がそれぞれ莫大なでかさで存在してる
たいへんなことだ
そういうのは目と想像力でもっても把握しきれない
どんなにでかいもんを想像しても想像しきれない
知りきれない
ばーんと満天の空に提示されていても