忙しさにかこつけて運動や日記つけるのを怠っていたが
日課をさぼっていると頭の回転も貧弱になるような
ジョギングをすると新鮮な酸素が体に入り血がめぐるし
日記をつけると何を書くか考えるし一日の考えが整理できる

忙しいといいながら調子もよくない状況をよくするには
取り掛かっている仕事以外のことに取り組んでみるのもひとつ
暇なときほど頭が冴えている気がするのはそれのせいかもしれない





東京湾と付近の運河を周遊する船にのせてもらえる機会があった
今週火曜のことだが
羽田の近くの汽水域、閘門、クローバー橋や日本橋、首都高の下など
話には聞いていたが極めて面白いものをいくつも見た
一生懸命見すぎて夜には頭がくらくらして風邪を引いたような症状が出た

心に残ったこと
平日だったため、水上で働く船がたくさん見れた
ごみさらいの船、水底の砂を汲み上げる船、工事する船など
また水辺には工場など工業施設が多くあり、独特の匂いをだしていた
船の上にやってくる空気の匂いが様々に変化するのが印象的だった

小型の船のためか、水が浅いせいなのか
船の揺れ方が堅いという印象があった
船というのはもっとどんぶら、たぷたぷ揺れるもんかと思っていたが
大きな波に乗ると、ふわっと重力が一瞬無くなったようになり
その後ごつんと地面に着地するかのような衝撃があった
水上でごつんという感触は想像していなかった

船がばーっと水しぶきをたてて進んでいく
その水しぶきを見ていたが、スピードに目が追いつかず、線のようになって見える
さーっと白い線になって水が左右に飛び散っていくのを見ていると
思ったより自分の眼の性能がよくないような気分になってきて
デジカメで巧く撮れば、目で見るより鮮明に水しぶきは見られるし
ハイビジョンテレビで映っている水しぶきはもっと一粒一粒鮮明だったような
気がしていたから、実物を目で見たときの解像度が意外と低いように
感じられて妙な気持ちになった。どうもピンとこない

水の上では陸とは異なるルールや価値観があるように見えた
あらゆるディテールが水上用になされているようで、不思議な違和感があった
陸から水を見るときとは明らかに違う、水上でしか通用しない世界が
たしかに広がっているように感じた
壊れた船や階段がほっぽらかしになっていたり、掲示される用語が独特だったり
よそでは見ないような構造物、そんな中坦々と仕事をする平日の人たちを見て
違うルールの世界なんだということだけを感じてた

また、あらためて陸から見たいと思う場所もいくつかあった
暖かくなったら見に行ってみる