ビタミン大根という野菜をはじめて食べた
名前がまず妙だ。大根というと白くて水分があってあまり栄養が
なさそうな印象があるが、そこにビタミンとつくと妙に人工的な
バイオ野菜という気配が漂いはじめる
外見としては、本体の半分以上が黄緑色をしている
一般的な大根も、葉っぱの根元の辺りはうっすら緑色であるが
その部分が全身に広がったような具合で長細い冬瓜のようにも見える
調べてみると、あれは日光に当たることで緑色になるのだという
アスパラガスに日を当てないとホワイトアスパラになるのと同じ理屈だ
栽培時に、本体の結構な部分が地面から露出している種類のため
緑色になり、また普通の大根に比べビタミンが豊富であることから
ビタミン大根と呼ばれているらしい
青大根、青長大根といった別名もある
想像していたほど珍奇な野菜ではないようだ
味は辛味と甘みが両方とも強いようにも思ったが
見た目によるところもあるかもしれない。さほど特徴的な味ではない