昨晩はえらい雷と雨で、うるさいくらいだったが
今日はさっぱり晴れて、日向は暑いくらいだが強い風が吹いていて
家の中も空気がぐんぐん循環して快適だった
庭木の伸びまくった枝を切るなどした
家の裏の雑草のところに、綺麗なカメムシがいた
背中の羽が二枚重なった、片方が緑で片方が赤の左右非対称で
タマムシのような光沢があった。
調べてみると、ハサミツノカメムシの仲間で似たかんじのが出てきたが
もうちょっと綺麗だったような?断定はできない
カメムシは臭くて嫌なのでいじくらなかったが、もしかすると
珍しいやつだったのかもしれない
この時期はよく近所でだれかが雑草刈りをやっている
草のにおいがただよっているから、草を刈った場所の近くを通るとすぐわかる
この雑草の匂いというのは、なぜか記憶に強くリンクしているようで
刈る植物の種類によるのか、雑草刈りの匂いにもいろいろあり
日や場所によって、思い出される記憶が違う
今日は、小学校低学年のときに空き地でバッタをとったときのことを思い出した
具体的な場面より先に「バッタとりのときの匂い」という記憶が、がつんと来る
それがいつだったのか、記憶を手がかりに情報を精密に思い出すというかんじ
たしかにバッタ。うっすらとドクダミが混ざっているのがポイントだった
おれは小学校一年生のときまで、トノサマバッタの実物をみたことがなかった
近所にいたのといえばオンブバッタかショウリョウバッタかヒシバッタ
あるいはコオロギ系ばかりで
トノサマバッタは近所にはいないのかな、と思っていたが
小学校にはいり、なかじょう(中城か中条か中條かは忘れた)という友人ができた
彼によるとトノサマバッタがいる場所が近くにあるというので、連れて行ってもらった
小学校の裏の一角にある、やけに広い枯れ草の空き地で、たしかにバッタがたくさんいた
トノサマバッタが一匹だけ見つかったが、図鑑でよく見る緑色のものではなく
茶色だったので、形こそトノサマバッタだが、別種ではないか?とそのときは思った
(あとで調べると生育環境によるもので、茶色のこともあるらしい)
しかも後ろ足が片方もげていたこともあり、トノサマバッタのファーストコンタクトは
なんとなく不完全燃焼であったという記憶が長いことあった
そんなことを芋蔓式に思い出した
蔓といえば、去年山アスパラを採取した一帯を調べたが、それらしいのはなかった
昨年の記憶よりだいぶひょろい謎の蔓がちょいちょいあるだけだった
まだ時期ではないのか、なくなってしまったのかはわからない