記憶の味

久しぶりにエネルゲンを飲んだ
自販機で見かけたら買うことにしているが、というか自販機でしか見かけないが
たまに飲むとうれしくなれるジュースのひとつだ

スポーツドリンクで一番好きなものといえばエネルゲンだが
これは思い入れによるところが大きいのかもしれない
うまいまずいというよりは、エネルゲンを飲みたいという気持ちを満たすため
飲んでいるような気がする。決してうまくないといっているわけではないが
もう美味を求めて買うというレベルではなく、もっと広義の充足感満足感が
あるように思うがうまく言葉にできない

純粋に美味いなと思ったスポーツドリンクは
昔売ってた「太陽のサプリ」というやつと、「アミノバリュー」が思い浮かぶ
アミノバリューは昔パッケージと同じ赤色の液体で、そのせいか
薄めたにんじんジュースのような感じでとても美味しかった
その後透明のちょっと値段の高い亜種が出たと思ったら、普通のアミノバリューも
無色透明の液体になってしまった。色も好きだったのにそれは残念だ

味も変わってしまったように感じたが
色が変わると、実際にはたいして変わってなくとも味も違うように感じるだろうから
どの程度別物の味になっているのかはよくわからない




更に久しぶりにミルミルを飲んだ
ミルミルに至ってはもう二十年ぶりくらいになるはずで
ちゃんと味に覚えがあったことに自分で感動するほどだった
ヨーグルトの風味のついた牛乳という感じのやさしい味わい




昔ザクアという黒っぽい缶のジュースを飲んだことがあり
それのことを時々思い出すが恐らくこういうのは永久に飲む機会はないだろう
あとスポルティーボ
近頃は復刻版として出てくるジュースもあるが、こういう微妙で知名度の少ないのは
まあ復刻版もなかろう、永久に味わうことができないと思うと、不確かな味の記憶を
頑張って思い出してみようと思うがなにぶん古い記憶で
夢の中の手触りを思い出すような遠く観念的抽象的な味わいを
口のなかでもぐもぐやることになる