年末にかけてスケジュールが立て込んでいる
この日記はおもに夜寝る前に書く場合が多いのだが
寝る前に日記を書けるかんじでなかったり、一日を思い出して
日記につけるようなことがとりたてて無かったと感じたり
(実際に無い日なんてないのだが、無いと感じてしまうこともある)
すると、つかれてるからそのまま寝てしまったりする

今日もそんなかんじだったが日記を全然つけないことが
調子を狂わせることは何度か実感していることなので
日記をつけることにする
書き始めてしまえばなんかしら書くことはある



今日はクリスマスだった
数日前に注文していた本が今朝宅配便で届いたので
クリスマスの朝目覚めると枕元のでかい靴下のなかにプレゼントが
入っているという体験にちょっと近い感覚が得られた
靴下と郵便受けが違うだけだから考えてみればかなり近いな
でも自分でお金払って注文したものだからそういう意味ではずいぶん違うか



今日は月が満月だということをテレビのニュースでやっていた
クリスマスの日に満月が重なるのは38年ぶりなのだという
そうですか
空は晴れていたので、家の外に出ると月がぎらぎら輝いてるのが見えた
こんなに眩しいもんか。冬だから空気が澄んでいるのかな

確かに満月とクリスマスというのはなんとなく合わない感じがある
満月というと、うさぎが餅をついていたり、かぐや姫であったり、十五夜だったり
どちらかというと和風のイベントに絡んだモチーフに思える
満月をフルムーンと言ったりするが、どうも耳慣れない
もしかしてこの38年の間に満月とクリスマスのイメージの距離感が
どんどん離れていった結果、このそぐわなさが形成されたのかな
そんなことはないか
38年前も、満月とクリスマスってなんかマッチしねえなと思った人はいただろうか

次の満月クリスマスがいつになるかはわからないが
満月とクリスマスってマッチしないなと思った今日のことは思い出せるだろうか


しかし、たとえば正月に満月が重なったのは何年前だったのだろうか
それだって周期は一緒なのだから同じくらい珍しいことであるはずだ
子供の日に満月だったことは。敬老の日は。体育の日は。
その日が満月である可能性っていうのは低いだろう
どんな日でも満月が重なるのは数十年ぶりだったりするんじゃないですか

そういうのを誰かが取り上げてニュースにしてくれるおかげで
特別な日だということに気づける
なんに関しても言える気がする。気づいて取り上げさえすれば
珍しいことは起こりまくっているはずなのだ
いちいちささやかな偶然を喜べたほうが得だなと思いました



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