漫画をせっせと描いていると、漫画を通して景色を見るばかりで
あまり実在の景色を見なくなるというときがある

一昨日、ひさしぶりにジョギングに行ったときのことだが
走ることで目の前の景色がぐんぐん手前に近づいてきて
後ろに去っていく、この流れがダイナミックに思えて
これはまるで景色の中に自分が入り込んだようだ、とすら思えて

一瞬思ったわけだが、それは全く当たり前のことなので
そりゃあそうだとなって笑った
むしろ漫画を描くときのほうが、景色の外側に自分が居る
イレギュラーな状態ともいえる



藁納豆の包みのような景色

ジョギング中の周囲の空間の構造が藁納豆の包みに似ている


包みの内部、中心部分に自分が居て、片方の縛り口のほうを向いて走っている
縛り口はすぼまっているが、ぐわっと自分の360度周囲を後ろに流れていき
また自分の真後ろの縛り口で景色がすぼまっていく

なんだか文章にするとなんのこっちゃわからないが、そう感じたのでそう書く
 こんな立体的なものを漫画の平面に何とか描き出そうとする
けっこう無理のあることをやってんだなと思って





今日は久しぶりにバイクに乗ってでかけた
エンジンの調子が好調ではないような感じがした
昨年以来手入れを怠っているので整備をしないといけない

整備しなきゃいけないいけないと思いつつだらだら夏になってしまう事態は避けたい
季節はあっという間に移り変わっていくな