めずらしく展示をいくつか見に行った
そのついでに東京の街中をうろうろ歩くなどした


朝ごはんを食べ損なったまま昼を迎えてしまったが
歩いているとどうも腹ぺこを意識しにくくなるようです
それによって過去に昼飯を食べ損なってしまうという経験は何度もしており
朝食ってないでそれは危険であるので、意識して飯屋を探した

個人経営風の中華屋、入り口の狭いスープカレーの店
「タイの店」とかかれたタイ料理の店などがあった
なんとなく予備知識なしで一人ぱっと入るには敷居の高さを感じてしまう

吉野家とマクドナルドもあった
かといってそういうのも味気ないという気分ではある

こうして、心の中に確固たる理想の飯屋を思い描くことなく
ああでもないこうでもないと歩いていると昼飯を食べ損なう
いつものパターンになってしまう

つけ麺の店があった
つけ麺は麺類の中では好きなので、つけ麺にすることにした
ラーメンよりもつけ麺派なのである
なぜかというと、うまいラーメンというのは大概スープに凝っているが
おれは胃が丈夫なほうではないから、 折角の凝ったスープを飲み干すのはつらい
塩分も多いし、健康的でもない
しかし凝ったスープを残すというのも勿体なく、割り切れない思いがある
それが理由でラーメンという食べ物から遠ざかりがちだ
それに対してつけ麺は、麺を食い終わったあとにつけ汁をスープ割りにして
飲むという設計になっているので、その問題を解消していると思うんですね
凝った部分を理想的なかたちで味わわせるために一手間かけている。
かけそばよりざるそば派であるし、細麺より太麺派であるから
諸条件加味しても、ラーメンの派生形としてかなり優れたものになっていると思える
文章にするとあらためて良い食い物だと思うよ
そういうわけでつけ麺を無事食べた。煮卵がサービスで付属していてよかった



美術館に行き、展示を見た
展示を見た満足感よりも、いい図録を手にしたときの満足感のほうが
高くなりがちなのはなんか倒錯しているなといつも思う
今日もそうだった

その後、友人の展示も見に行った
一年ぶりくらいに会うかと思ったら、二年ぶりだと言われた
妙に心に残る作品があって忘れずにいたいと思った


帰り道、自分の好きなものについて考えてた
システムが好きなのかもしれない
詳しく考えたほうがいいことだが眠いので日記はこのくらいにして寝る