足摺海底館


 

5月から休館していた足摺海底館が

再開を断念し営業終了してしまうことが決まったという

9月いっぱいで終わるとのことだが、いまも休業中なので

そのまま退役ということになるようです

 



子供のころの夏休み、高知の祖父母の家に行くと

毎度一回は連れて行って貰った、竜串の足摺海底館と足摺海洋館。

海洋館の方は何年か前にまるっきりリニューアルしてしまい

当時の面影は跡形もないが 、海底館はかつてのままの姿を残している

 

知る限り実在の建造物の中では究極に美しいもののひとつだと思うが

そもそも私の美的感覚の形成に強烈に作用したオブジェクトであるので

個人的にそう感じるのは当然ともいえる。

 

 

高知に行った際にはなるべく寄るようにしていたが

辺鄙な立地のためか、訪れるタイミングが悪かったのか

いつ行ってもさほど繁盛しているようには見えなかった 

しかし2022年に50周年、及び国の登録有形文化財へ登録されて以降は

外装は色褪せても、それまでより幾分活気があるように見えたし 

浸水で休業というニュースが出たときも修復して再開していたので

なんとなく先行きを楽観視していたが世知辛い判断がなされた


  

 

ひとまず即解体撤去という話ではないらしいのがせめてもの救いだ 

文化財としての維持や利活用は有り得るのだろうか  

なんにせよその余生がいいものであることを祈るばかりです