幽霊のこともよくわからないが、それを言い出したら
じぶんの意識のありようというものも、よくわからないもので

脳みその活動が、意識をつくりだしている
意識というのは脳の現象であって、物質ではない
物理現象として理屈が通っているものなのかも曖昧に思える
科学の力で人の人格をつくることは未だできませんから
脳の細胞を培養してふやしていったからといって、それが
一定数に達したところで意識が発生するというもんでもないようです

幽霊は科学で解明されていないというが、それを言い出したら
じぶんの意識のありようというものも、解明されてないので
科学で説明のつかないものが存在しないという言い方はできぬわけです
想像力はたらかせたいところだ
いるにせよいないにせよ




いろいろと思いをめぐらせていると
曖昧模糊という感覚も発生してくるよね
日本人にはRとLの発音の違いが聞き取れないというはなしがある
そういうことでいったら、血なんて見た目は一緒でも血液型があるもんだし

目撃しまくっている世の中の現象の中には
同じに見えるものでもそこにいろいろな種類がある場合もある
科学でわりきれているものもあるしそうでないものもあるかもしらん
渾然一体となって景観をつくりだしている

光沢というものがあるが、その中でも
金属光沢、と非金属光沢の二種類に大きく分けられるのですが
そんなことは、知らないでみればどちらも単に光沢、としか思わない


もはや幽霊の話ではなくなってるが
慣れ親しんだ現象のなかにも感知できない側面がいくつもあるのかもしれない
ということを考えていた