今朝見た夢

自室に居り、外では雨が降っている
窓を開けると曇が広がって薄暗いが、家並みの向こうの遠い空が
雲が晴れて、光の線が雨のように降っているのが見える
流れ星が同じ方向にたくさん流れているようで、今日は何たら流星群が
来る日だったのかな?と思って見ていると、今度は光の線が
北極星を中心に長時間露光した星空の写真のように
ヒュンヒュンと回転するように流れ始めた
これは新種の花火かな、写真に撮っておいたほうがいいなと思って
カメラを取りにいって、再び窓から顔を出すと
曇り空のなかで普通に花火が打ち上がっており
グレーの雲のなかで赤や緑の光がうっすら透けて見えてた
あの変な花火は終わってしまったんだな、と思う

家の前の通りでは何かのお祭りをやっているみたいで
移動式の出店で焼きそばなんかを売っている人や、練り歩いている人がいる
雨は止んで厚い黒い雲が切れ切れになって太陽光が差していた



さてこういう夢を見て、朝になって思ったことは
昨日の日記に書いたように、夢の中で見た景色は実物よりも若干小さく
描かれているということだった
昼間家から出かけるとき、実際の世界のフィールド広さ感を味わって
夢の中の近所よりも克明で微細で少し広いなということを改めて思った


東京都心部に行き、地下鉄に乗ったり地下を見たりした
よくぞ作ったなと思える人工物の集合体。床のタイルやコンクリートの
質感をとってみても、素材の差や修復痕に時間の経過が見られる
昔奨励されたものや、禁止されたもの、安価だったものや合理的だったもの
高性能だったものやモダンだったものなどが集合して現在の形になってる
そしてそれがいまも増築されたり修復されたり撤去されたりして
形を変え続けていることが見られる場所がいくつもある
新陳代謝のようなものが町の中にある