高知県からかえってきた
高知には祖父母や親戚が住んでいるので、数年ぶりに会うことができた
おもに親戚と交流したり、貝を採ったり貝殻や漂着物をひろったり
観光地や道の駅にいくなどしてすごした。
貝殻を沢山ひろいました



海がひいたすきに、テトラポットのあたりにいってみると
地元では「にな」と呼ばれる巻貝がおどろくほど大量に収穫できる
どのくらいかというと、重みでビニール袋がちぎれるほどとれます。
それをゆでて、針で中身をくるくる抜き出して食べる。
「くぼ」と呼ばれる貝は、平面にへばりつく一枚貝で
「いそのみ」という小さなバールのようなものでこじってとる。
これもゆでて、中身を食べるのだが非常に硬く、地元では人気がない。

しかしくぼは見た目がでかくて大物感がありおれはよく食べた
硬いことに目をつぶればけっして食べられない味ではないので
地元の子供たちは採っておやつとして浜焼きにしたりするともきいた
しかしその子供たちも年々いなくなって周辺の小中学校も廃校になり
統合されていっているというはなしだ



ところで
高知県のマスコットで「くろしおくん」という奴がいるのだが
どっこをみてもまるっきり姿みかけず、関連商品も売っておらず
おれはくろしおくんかなり好きだったので悲しい気持ちになった

高知駅は何年かのうちに大幅に改修されていて、以前とはまるっきり
デザインがちがうものになっていて、非常にきれいな駅舎になってた
スイッチ押すとその場所が光る電光観光案内図もなくなっていたし
喜多方ラーメン麺小町もいなくなっていた。旧駅構内は印象として薄暗く
適度によどんでいて好きだったのだけど、完全にリセットされてしまった
だだっぴろいようで、これっぽっちか、という気持ちもごっちゃになる
長いこと行ってないと、変わってしまうところもある
それはそれで。。。。


海岸線の国道を車ではしりながら、旧道に関する話がきけた
むかしはもっとくねくねしたジャリ道だったのが改修され今の道になった
かつての道も、通れるように残っているところもあるし
もっと昔のものでも、崖の途中にその遺構がみられるところもある
ちょっとした段差に電柱が残っていたりして、あんな段差を車やバスが
通っていたかと思うとおどろくが妙なリアリティをかんじた
リセットされず積層が目に見えるところもあり、興味深く見た

過去のヒントとか、なにかが積み重なってることだけはわかる
漂着した珊瑚や、岩についたふじつぼとかを見ても