中綴じホッチキスを買った
今までも幾度となく、あったら便利かもなあと思ってはいたが
どうしても中綴じしたいときは、ふつうのホッチキスを駆使して
どうにか中綴じすることもできなくはないので
それで乗り切っていた
□どうにか中綴する具体的な手法□
ホッチキスをぱかっと開き、綴じたい箇所の下に
消しゴムを配置し、上からホッチキスを押し込む
すると、針が折れずに紙を貫通し、消しゴムに刺さった形になるので
消しゴムを引き抜き、針を丁寧に折ってやれば中綴じの完成である
ここ数年ホッチキスはMAX社の「バイモ」という製品を使っている
ふつうのホッチキスより針が細かったり、なんかいろいろ改良されたものらしく
そこそこ枚数があっても軽く綴じることができるすぐれもので
大変重宝しているのだが、バイモは構造的に全開にすることができず
上記の中綴じテクニックが使えないのだった
そのため中綴じしたい時は昔使ってた従来ホッチキスを出してくる必要があった
数日前、ふと中綴じが必要な状況が発生したが
普段使わない従来ホッチキスがぱっと出てこない、ということがあり
中綴じホッチキスのことが久々に頭をよぎった
そんな高いものでもなければこの機会に買ってもいいのかなと
思って調べてみたら、なんとバイモの中綴じホッチキスがあるというじゃないか
三年ほど前に新たに発売になったらしい。
しかし値段を見ると、九千円くらいする
ただの中綴じホッチキスなら千円以下からあり、
三千円程でそれなりの物が買えることを思うと、猛烈な差がある
しかし、バイモの性能でもって中綴じができると考えると
物理的可能性にかけがえのない差があることもわかる
九千円もするけど……
そんなこんなで、高級な中綴じホッチキスが我が家にやってきた
使ってみるとこれは本当にすぐれものだ。作りもしっかりしているし
差額分の恩恵があることは間違いない。
もっと早く買ったらよかったとも思うものだけど
バイモの性能が骨身に染みてなかったら
買おうとは思わなかったはずだから
いい頃合いだったのかもしれないな
そういうわけで、溜まった紙類をじゃんじゃん綴じて冊子化している
じつに捗る。優れた道具はまったく大切だ
パンフレット整理に産業革命が来たと喜んでいるところです