7月末、通算十二冊目となる単行本が発売予定です。
タイトル「つくもごみ」。
 
弊ホームページ「about」欄にはしばらく前に追記してあったので
すっかりお知らせした気になっていましたが
よく見たら日記には書いておりませんでした
「商店街のあゆみ」以降、概ね去年の春頃までの作品が収録されます
現在本の準備作業が佳境に入っているところです
ご期待下さい。
 
 
 
 
 
以下雑記
数年前に庭に植えたポポーの木について
最初の2年くらいはぐいぐい伸びたんだけど
毎年冬には枯れ枝のようになり、分岐した枝がだめになったりして
ここ数年は現状維持するかのようにしょぼくれた葉をつける程度の
元気のなさだったのだが、今年は初年度のような元気な葉が茂っている
なんかコツでもつかんだのかな

大事にしているびわの木も、今年も実が少しついた
近年は完熟する前にだいたい野生動物かなにかに取られてしまい
ただでさえ少ない取り分が殆ど残らないことが多い。 
他所だとびわの木って鈴生りになってるのを見かけるが
うちのはぜんぜんだな。年に数粒食べられればいい程度
今年はまだ青いのが数粒残っているから動物と奪い合いである 
目を光らせている。
 
幼稚園児の頃、初めて食べたびわの種をプランターに植えて
たいして面倒見てたわけでもないけど、見守り続けて幾星霜
なんだかんだ毎年実がなってるというだけでも感慨深いといえるか。
ポポーはいつになることやら
土壌がしょぼいのかもしれない。  
 
 
 
 
机に向かっているとき、ガムを食べることがあるが
何味を食べるのがいいか、正解がみつからない
 
最初のうちは、せっかくなら強烈にスースーするやつを噛んで
眠気等をリフレッシュしようと思って黒い粒のやつを選んでたけど
たとえばコーヒーを飲みたくなったり、ガムはやめて何かつまむものを
食べようかなとなったときに、強い冷気の後味が長いこと邪魔してくる
あれの鬱陶しさが気になり、やさしいミントのやつに切り替えた
 
やさしいミントとて、後味はそれなりにあるので
スースー黒ほどではないが、嬉しい後味ではないと感じる 
そのお得用のでかい袋がもうじきなくなるので
正解の味がないかなと物色しているところです
 
なんだろうな
バニラ味とか糖蜜味とか、そういうのがあればいいのかとも思うが
美味しく作るのむずかしいのかな
食事やおやつのタイミングでガムを吐き出すという場面は
往々にしてありそうなシチュエーションに思えるが
そこにフィットするガムの味というのはあまり無いように思うがどうですか 
柑橘とかフルーツ系の味も時々買って食べるけど
人工的な風味があまり好きになれなくて
一包み10粒程食べるともういいやとなってしまうことが多い

甘みにしても多くはシュガーレスを謳っていて砂糖が入っておらず
味というよりは香りに依存しているし
食感もぜんぶ同じゴムだし、美味しい食べ物を構成する諸要素に対して
かなり不足している条件のなかで美味しさを表現しようとすると
香料系、酸味系の果物とかミント刺激系、飲料再現系にしてもコーラや
サイダー等が正解になっていってしまうのかな

あるいは、ガムという、好きなだけもぐもぐ食べてもいい持続系嗜好品と
ちょっとお試しで珍味を食べてみよう、みたいな感覚は
あまり相性が良くないのかな
安定したいつもの味を求めてしまいがちで、新風が吹き込みづらい
カテゴリなのかもしれない。
ともかくよりよい味を求めて注視していく