膝の痛みがあったのでしばらくジョギングは休止していたが
違和感がなくなってきたので、久しぶりに今日は走った
無理のないよう距離は少し短く、疲れたら歩きに切替えるなど
散歩の要素も少しあった


走っていると、いつも思うことだが
景色がじゃんじゃん切り替わっていくし、空気の匂いも切り替わる
切り替わりのスピードが、自力で移動可能な速度であるせいか
外から入ってくる情報にも無理なく対応できる

これがバイクだと、路面の状況や信号や歩行者や車など
移動するにあたって注意を向けなければならない要素が多いから
案外景色や匂いなんかに注意を払うことはできないものだ

バイクや車の移動速度で感じる速度感はまた得難いものではあるけども
身の丈にあった速度で走ることで、最適な環境の情報をキャッチできるように思う


また、ジョギング中は脳みその活動が活発になるようで、いろいろ考え事がはかどる
その反面、運動にエネルギーがかかるためかあまり深い考え事はできず
表面的な思い付きや短絡的な結論がよくでるように思う
とはいえ机に向かってだまって思考しているのよりは健康的で心地よいものかもしれない
今日は解像度とか、鉄塔のことなどを考えてた





鉄塔
電線を渡してある高圧電線の鉄塔が、山にある
車窓なんかから、山の中にぽつりぽつりと連なっている鉄塔を見ることがある
道なんかなさそうな山のなかで
あれはどうやって作るのだろうか。地道にやってんのかな
まあだれかが作ったのだろう

ジョギングで通るアスファルトの道もガードレールも信号も誰かが作ったわけだ
トンネルの出口のところに、作った業者が設置した銘板がくっついていたので
それを読んでみた
何度も何度も通ったことがあるトンネルだが、銘板を読むのは初めてだった
出口で足をとめて、振り返らないと見えない位置にあるためだが
今日はだらだら走ったり歩いたりだったので、目に止まったわけだ
工事の業者の名前などが刻印されていた。とくに変わったものではない

鉄塔も、ふもとを観察すると銘板がある
いつ作られたやつかとか、電圧がどうのとか、型式みたいな記号がかいてあったりする
消えないように、金属板にプレスして立体的な文字にしてあるものもあるし
アクリル板に文字を彫って墨を入れたようなのもある
当然、所有する電気会社は鉄塔を把握して管理しているだろう
ちゃんとそうなってる
だったら安心だ、となぜか思う