しばしば鹿の鳴き声がピャーと聞こえる
寒くなってきたので今日から毛布を一枚増やす



この一年くらいバイクの調子がいい
運良く不具合が出ていないだけか、整備維持管理能力が向上してきたか
言うほどまめに整備してるでもないが、どちらにせよいいことだな
ただ稀にふとエンストすることがある
サイドスタンドスイッチが怪しい

現在ヘッドライトの明るさがいまいちで
どうにかしないとと思っていたが、運良くいい部品が手に入ったので
暇をみて交換することにしたい
純正品でなくメーカーも不明で、見たこともない形をしている
凝った構造のわりに接合部の精度が甘いところがあり
もしかすると一点ものかもしれない



録画してあったNHKスペシャルを見た
東京を撮影した古い白黒映像を彩色しカラー映像に加工、纏めたもので
白黒のものとは明らかに印象が変わるので面白かった

徹底して時代考証をして、出来る限り実際の色に迫ったものになっているという
不思議な実在感がある。白黒の映像というのはどうしても「昔の映像」という
フィルターが強烈にかかるようで、現在とくっきり区別されてしまう
印象があるが、カラー映像になることでそれを幾分乗り越えている
しかし乗り越えて着地しているのが現在に近い位置なのかはよくわからない

昔の映像っぽくない昔の映像
奇妙なかんじがある。しかもそれは厳密には実際にそういう色だったわけではなく
想像で塗っているところももちろん多分にあるだろう
古い絵葉書では白黒写真に彩色した手彩色絵葉書なるものがあるが
同じ写真に違った色を塗ったバージョンが存在するケースもあるという
昔っぽさをなくすための必須要件が人工的に補填されている

たとえば現代で撮影された映像を、未来になにかを補填する可能性はあるだろうか
そう考えると、思いつくのは3Dにすることだ
もし近未来に、映像を3Dで記録再生するのが主流になったとして
現代で撮影された2Dの映像を擬似的に3Dに編集し直す事ができるようになったとする
そのときにはきっと昔っぽい2Dの映像を人工的に現代的に編集したにもかかわらず
新鮮さが現れることはない映像として奇妙な雰囲気を醸し出すだろう

人工的に昔っぽさを解除された昔の映像の持つ質感はなんなんだろうな
なぜか目の錯覚のことを思い出させる
とてもおもしろい。どうもうまく言葉にできない