あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします


年始は箱根駅伝のテレビを見て初詣に行くという
例年通りの過ごし方だった
箱根駅伝は、もともとは特にスポーツ観戦として興味があったわけではなく
毎年同じコースを走っていく、この時期に必ず通り過ぎる風物詩としての良さがあり
正月が来たことを噛みしめることができるから毎年楽しみに見ているものだが
年々、箱根駅伝そのものの面白さが目覚めていく感じがある
自分のなかに駅伝をスポーツ観戦として楽しむ回路が生まれてきてるようで
それはそれで喜ばしいことだと思う


いつもの神社に初詣に行った
大抵参拝だけしてお守り類は買わないのだが、今年は交通安全ステッカーを買った
でかでかとした蛍光色のやつなので貼り場所を選ぶデザインだが
あまり気にせず実用本位でばんと貼ってしまうのがいいように思われる

甘酒はだいたいいつも買う
去年のお札や破魔矢を焼いているでかい焚き火があるので、それにあたりながら
甘酒を飲むと初詣の気分が出る
一年ごとにやってくる味わい深い節目がやってきた、という気分だな





年始に考えていたこと

①水とお湯
お湯のことは英語で「hot water」と言うというのは知っていたはずだが
そのことをふと考えて、おやっと思った

「お湯」という意味の英単語がありそうに思うが、そうではなく「温かい水」である
あれ、お湯は英語でhot waterだけども単語ひとつでも表せそうな気がするぞと
思ってうんうん考えていたがないようです

考えているうちに、同じ「水」なのに温度が少し変わっただけで呼び方がまるっきり
変わってしまうほうがむしろ独特な感覚なのではないかという気になってくる
日本語では、英語に比べて水とお湯にくっきり線引きがあるように捉えられているのかな
歴史や国民性、価値観になにか独自の眼差しがあるのだろうか




②写メ
携帯電話で写真を撮ることや、撮った写真のことを「写メ」と言ったりするが
これはそもそも「写メール」という携帯電話で写真を撮ってメールで送ることが
できるサービスの名称の略で、そこから転じて
携帯電話で撮った写真自体をも指すようになっていったのだと思ったが

ふとそのことを確認したくなり、グーグル検索で調べてみたら
「写メール」の読み仮名に「しゃめーる」と並んで「うつしめーる」というものがあった
それは初めて聞きました
今でこそだれでも使う、だれにでも伝わるような俗語として定着しているが
もしかしたら普及する前は読み方が並列して存在していたのかもしれない

しゃメール?なんだそれ、ああ、うつしメールのことかい
なんていうやり取りがあったかもわからん

もし、うつしメールの方が俗称として定着していたとしたら
携帯電話で撮影された画像を「うつしメ」と呼んだりしてたのだろうか
まったくピンとこないが、ありえた話なのだろうかと考えると奇妙な気持ちになる