今日は今年はじめてのジョギングに出かけた
箱根駅伝の余韻があったため、頭の中で架空の監督が
「1キロ3分ペースだ」
と言っていたが考えてみるとそれは大変な速度だ
算出するといつもせいぜい1キロを6分程度の速度で走っているようなので
昨日箱根でみなさんはこの倍の速度で走っていたわけだ
頭が下がる

それでもいつものコースをいつもより少し早いスピードで走ったようで
箱根駅伝気分が多少影響したようです
キンキンに冷たい空気でもなく、走りやすかった




考えていたこと
ハマグリという貝があるが
これは漢字で書くと「蛤」だが、語源を想像すると
「浜栗」、浜の栗なのではないかなという気がする
浜辺で栗拾いをするように、栗の中身のようなサイズの食べれる貝を採る
◯◯にある◯◯に似た奴、という名付けのパターンはよくある
おかひじきとかウミウシなど

それが一般化して、ハマグリも一文字で表せる漢字があったほうが
よいのではということになり、「蛤」の字があてられたのではないだろうか
勝手な想像だが


それでいくと、「潔い」という言葉がある
いさぎよい、これもなんとなく漢字二文字であったものが後年になって
一文字の漢字で当てることになった気配が漂っている気がする

「いさぎ」が「よい」、つまり思い切りが良いというような意味合いなのではなかろうか
しかし、「いさぎ」という言葉が存在するのかは謎だ
もしあるとすると「思い切り」とか「未練がましくない」というような意味だと思うが
単体ではまったく聞いたことない

あるいはこうも考えられる
「いさ」が「清い」
立つ鳥後を濁さずという言葉があるが、そういうかんじで
去り際にじたばたしない、きっぱりしている、という意味ではこれも大いにありうる
「潔」が「清」と組み合わさって「清潔」となるのも説得力が増すような気がする
しかし「いさ」とはなんだろうか


インターネットで調べたところによると、どうやら後者が正解のようで
「いさ」は「甚(いと、いた)」いとおかしの「いと」やいたく感動するの「いた」のなまり
あるいは「勇」であるという説もあったりするらしい
それに「清い」が組み合わさるものだそうだ

つまり「いさぎが悪い」という用法は誤りのようです
なるほどね
「いさが汚い」なら正しいのかもしれんね。伝わらないとは思うが


あとは「キツツキ」も漢字では「啄木鳥」と書くが
これも本来のところは「木突」が正しいのではないかと思うのだが
どうだかな
この手のはいくらでも挙がるような気がしてくる

俗語として使われていた言葉が市民権を得て、いつしかそれ専用の漢字があてられて
辞書に載るような言葉になっていった、その名残り、言葉の地層がある
偶然地層に見えるだけの言葉もあるかもしれないが、それを含めても面白い

ハマグリは実際のところどうなのだろうか
調べるのは簡単だが調べずにあれこれ思い描いておくのも楽しいかもしれない