楽園(ル パラディ)夏のウェブ増刊が今年も開始しており
本日7月31日分で描いた漫画が公開されています。
無料ですので見てみて下さい
 
行き方:下記URLを押す→WEB増刊へGOと書かれた箇所を押す(中段画面左)→7月31日のところを押す→漫画登場。
 http://www.hakusensha.co.jp/rakuen/
 
 
6月発売の楽園48号収録の「モンステラ・ホリデー」のこぼれ話です
本編に入らなかった、本筋と関係のない出来事を描いたものであり
これ単体でも読むことができるものですが
「モンステラ・ホリデー」本編を読めばより楽しめること請け合い。多分…
 
そしてなんと丁度いいことに、本日7月31日より
楽園(le paradis)48号の電子版が配信開始となったところです
夏休みのお供にどうぞ。
 
 
 
また、春に引き続き夏のウェブ増刊も「WEB増刊へGO」
ボタンのカットイラストを新たに描かせて頂きました
何卒どしどし押して下さい。 

通算12冊目となる単行本「つくもごみ」が発売になりました
厳密には31日発売ですが、書籍扱い故にもう売っているお店もあるようです
 
 メロンブックス
 書泉・芳林堂書店
 COMIC ZIN
各店にて個別絵柄のイラストカードが付属します。
贔屓のお店がございましたらぜひ入手してみて下さい 
ほか、書店共通ペーパーがあり、全国書店にて配布されます
 
猛暑ですので書店へお出掛けの際はお気をつけください
主要オンライン書店では31日発売かと思います
  

本のカバーの紙について
一見たんなる白い紙ですが、その原材料のうちの半分程度
廃棄された布製品(木綿)が再利用されています 
紙をよく見ると、原料由来の小さな滓が漉き込まれているのが見て取れます
その時々で使用される原料(廃材)が変化するため、製造時期によって
色味が変わったり、混ざり込む滓の出具合も変わるということです
 
どこかで何らかの活躍をし、役目を終えた布が焼却処分を免れ
テクノロジーによって紙として再生され、本のカバーとなったものです。
紙や、紙の本を取り巻く環境がなかなか厳しい今日この頃ですが
作品と呼応する物体としての、紙の本をつくることができたことを嬉しく思います 
ぜひ手にとってお楽しみ下さい
 

残り少なかったびわの果実は全て動物にやられた
今年は私の口に入る分はなかったな
正味のところべつに果実目的で植えているわけではなく
たんに昔から大事にしている家族の一員という気持ちであるので
隣人であるところの在来生物の糧になるのならまあ悪くないのかと
考えることもできるが普通に腹立たしくはあるよな
 
ポポーは完全に果実目的で植えているから
ポポーが成長してそいつを奪われたらたまったもんじゃない
将来的にはびわだけの話ではなくなる可能性がある
動物に対し、この地に住むにあたっての掟を明確にする意味でも
来年はなんかしら対策を考えよう
 
 
 
 
 
本をよく買うので
それはもう前に読んでるのを読み終わる前に買うので
おまけに新しい方を読み始めてしまったりするから
読みかけで放置してしまい、隅々まで完読しない本というのが出てくる
 
本屋のブックカバーがかかった状態で、なおかつ読みかけで
そのまま本棚に挿してしまっていたりすると、背表紙が目に入っても
タイトルがわからないから、どれつづきを読んでみようかななどと
いう気紛れが起きにくくなり、そのまま遠ざかっていってしまうのだ
 
ふとそのことに思い至り、机の目の前にある本棚をみてみると
中身がなんだったか思い出せない、カバーのかかった本があるのだった
なんだっけなあと思って手に取ると、半分くらいまで読んだ旅行に関する本だった
夕食後にそれの続きを気紛れに読んだ
 
食後でねむくなりながら、うとうと読んでいると
意識がテキストから離れ、書いてないことを読み取ってしまうときがある
漢字一文字からイメージが拡張していったり
目が滑ってまったく別の行に書いてある単語を拾って組み立てたり
まったくの空想で続きの文章を脳内ででっち上げてしまったり
ふと我に返って見ると、ぜんぜん違う文章の手触りが頭に残っている
それが楽しいのもあって、寝る前とか食後とか
眠気漂うタイミングでばかり読書してしまう
読書の楽しさとは本質的に別物なのであるが…
 
こういう体験は、都度本に直接書き込むかたちで記録しておくと
面白いのではないかと思わなくもないが
本に書き込みをするのは好きではないのでやらない
好きではないが、試みとしては楽しいだろうな
 
 
 
 
 

久しぶりに味噌かつを食べた
とんかつという食べ物自体が好物なので
味噌かつも好きなものだが、出会いの第一印象はあまり良くなかった
 
その昔、夢庵というファミレスに行ったとき
和食のレストランなので、とんかつが食べたいなと思っていたが
メニューには何故か味噌かつしかなかった
まだ味噌かつを食べたことがなかった頃のことである 

好物であるが故に、食べ慣れない味付けのたれがかかっているのを
好意的に受け取れないということはある
見た目も茶色いたれで似ているけど、味の方向性は異なる
その時は結局最後まで違和感が拭えなかったのだ
 
そういうわけで、出会いはあまりいいものにはならなかったのだけど
その後も大根おろしの乗ったとんかつを食べてみたり
まずは塩で食べてみる、なんていう気取ったやつとか 
逆に普通のかつ丼に対してのソースかつ丼というものを知るなど
経験値の蓄積により、とんかつに対する多面的な視座を獲得した
不思議なもので、あれ以来一度か二度程しか味噌かつ食べる機会はなかった筈だが
いつのまにか味噌かつを相対的に捉えられるようになり
苦手意識なんてものはさっぱり無くなっていたのだった 

というわけで今回久々に食べた味噌かつも美味しかった
味噌だれもとんかつもうまいものだから、本来当たり前にうまいのだ
 
かつては、 ソースと辛子で食べる一般的とんかつを愛する気持ちが
今よりも強くあったのだろう
その是非は別として、そういう気持ちで一般とんかつをまた食べたいという気持ちもある
意固地は考えものだが、「これでなくちゃ」という感覚もあったっていい
今となっては意識的に気持ちを作っていく必要があるが
次の機会にはそのことを思い出してみるようにする

楽園(le paradis)48号が発売になりました
「モンステラ・ホリデー」という題の漫画を掲載して頂いております
ぜひ見てみて下さい。
お求めはお近くの書店かインターネット通販で

楽園(le paradis)ウェブサイト
https://www.hakusensha.co.jp/rakuen/vol48/

amazon通販ページ
http://www.amazon.co.jp
 
 
 
 
 
②新宿、大阪、吉祥寺と巡回開催された「楽園展」の会場にて
販売されていたグッズの事後通販が7月7日正午まで行われています。 
お買い忘れなきよう、何卒よろしくお願いします
https://chara-art.com/collections/rakuen-ten

7月末、通算十二冊目となる単行本が発売予定です。
タイトル「つくもごみ」。
 
弊ホームページ「about」欄にはしばらく前に追記してあったので
すっかりお知らせした気になっていましたが
よく見たら日記には書いておりませんでした
「商店街のあゆみ」以降、概ね去年の春頃までの作品が収録されます
現在本の準備作業が佳境に入っているところです
ご期待下さい。
 
 
 
 
 
以下雑記
数年前に庭に植えたポポーの木について
最初の2年くらいはぐいぐい伸びたんだけど
毎年冬には枯れ枝のようになり、分岐した枝がだめになったりして
ここ数年は現状維持するかのようにしょぼくれた葉をつける程度の
元気のなさだったのだが、今年は初年度のような元気な葉が茂っている
なんかコツでもつかんだのかな

大事にしているびわの木も、今年も実が少しついた
近年は完熟する前にだいたい野生動物かなにかに取られてしまい
ただでさえ少ない取り分が殆ど残らないことが多い。 
他所だとびわの木って鈴生りになってるのを見かけるが
うちのはぜんぜんだな。年に数粒食べられればいい程度
今年はまだ青いのが数粒残っているから動物と奪い合いである 
目を光らせている。
 
幼稚園児の頃、初めて食べたびわの種をプランターに植えて
たいして面倒見てたわけでもないけど、見守り続けて幾星霜
なんだかんだ毎年実がなってるというだけでも感慨深いといえるか。
ポポーはいつになることやら
土壌がしょぼいのかもしれない。  
 
 
 
 
机に向かっているとき、ガムを食べることがあるが
何味を食べるのがいいか、正解がみつからない
 
最初のうちは、せっかくなら強烈にスースーするやつを噛んで
眠気等をリフレッシュしようと思って黒い粒のやつを選んでたけど
たとえばコーヒーを飲みたくなったり、ガムはやめて何かつまむものを
食べようかなとなったときに、強い冷気の後味が長いこと邪魔してくる
あれの鬱陶しさが気になり、やさしいミントのやつに切り替えた
 
やさしいミントとて、後味はそれなりにあるので
スースー黒ほどではないが、嬉しい後味ではないと感じる 
そのお得用のでかい袋がもうじきなくなるので
正解の味がないかなと物色しているところです
 
なんだろうな
バニラ味とか糖蜜味とか、そういうのがあればいいのかとも思うが
美味しく作るのむずかしいのかな
食事やおやつのタイミングでガムを吐き出すという場面は
往々にしてありそうなシチュエーションに思えるが
そこにフィットするガムの味というのはあまり無いように思うがどうですか 
柑橘とかフルーツ系の味も時々買って食べるけど
人工的な風味があまり好きになれなくて
一包み10粒程食べるともういいやとなってしまうことが多い

甘みにしても多くはシュガーレスを謳っていて砂糖が入っておらず
味というよりは香りに依存しているし
食感もぜんぶ同じゴムだし、美味しい食べ物を構成する諸要素に対して
かなり不足している条件のなかで美味しさを表現しようとすると
香料系、酸味系の果物とかミント刺激系、飲料再現系にしてもコーラや
サイダー等が正解になっていってしまうのかな

あるいは、ガムという、好きなだけもぐもぐ食べてもいい持続系嗜好品と
ちょっとお試しで珍味を食べてみよう、みたいな感覚は
あまり相性が良くないのかな
安定したいつもの味を求めてしまいがちで、新風が吹き込みづらい
カテゴリなのかもしれない。
ともかくよりよい味を求めて注視していく 

梅雨がやってきたというニュースを見た
ついこの間、冬が春になったなあと思ったところだったが
油断すると一年ももう半分終わるかという時期になった
いやはや
 
 
所用のついでにマクドナルドに寄り
「瀬戸内レモンペッパーたまごてりやき」 を食べた
昨日のことだが 
先月からやっている、ご当地てりやきバーガーのうちのひとつで
お察しの通り、これは事実上のてりたまバーガーです
 
てりたまバーガーといえば、春の期間限定で毎年発売していて
今年も開催したのを食べたし、なんならこの日記にも書いたが
それとは別で、いろんなてりやきバーガーを出すキャンペーンの中に
しれっと卵を挟み、「実質てりたまバーガー」を組み込んでいる
 
この手口はじつは初めてのことではなく
去年も似たような時期に「たまごてりやき」を販売していた
 
べつにてりたまバーガーは年に一度しか発売してはいけないと
決まっているわけではないのだが、風物詩としての役割を考えるなら
「たまごてりやき」と称して年に複数回発売するのは
詭弁というか、脱法てりたまの気配があるよね
てりたまバーガーはうまいバーガーであるから
春以外にも食べたいものだし、可能性の幅を広げる意味でも
好ましい面もあるが、季節感が薄れる恐れも同時にある
どう思いますか?
 

今回マクドナルドへは「たまごてりやき」狙い撃ちで訪れたのだが
メニューを見ると「サムライマック」というハンバーガーにも
期間限定で卵を挟んだものが新発売していた
6月4日にはじまったばかりで 
「炙り醤油風 たまごベーコン肉厚ビーフ」とのことです
 
マクドナルドで卵の挟まったバーガーがあるのは
エッグチーズバーガーがレギュラー化して久しい今でも 
限られた時期のごちそうという意識が根強くあるので
こんな年がら年中卵を挟んでいて、しかも選択肢が複数あっても
いいんですかという気持ちにもなるものだ
 
炙り醤油というワードはマクドナルドらしからぬものだが
純粋にそそられるし、「ベーコン」「肉厚ビーフ」と盤石のバーガー構成員に
たまごが挟まるんだからまあ間違いないだろう。 
揺らいだが、たまごてりやきの方を食べることに決めていたし
たまごてりやきの方が先に販売期間が終わってしまう筈なので
初志貫徹で、サムライの方はまたの機会とした
近日中にまた来なくては
 
 
 
別の話
今年から、卓上日記というものを使っている
置き型の日めくりカレンダーとメモ帳が一体になった感じのもので
ちょっとした日記を毎日書き記しておくことができる
 
昨年末にホームセンターのカレンダー売り場で見かけて
こんなのも悪くないかなと思って気まぐれに買い、正月から書き始めた
起床時刻と就寝時刻、あとは取り組んだ作業や起こった出来事などを
箇条書きでメモし、自分が見ればどんな一日だったかかろうじて
思い出せる、記憶の取っ掛かりになる程度のささやかなものだ
非常にハードルを下げて運用しているので、三日坊主になることなく
今のところ続いている
 
そういうものをやっているせいか、このホームページで書く日記が
例年にまして少なくなっているような気がする
ちょっと質の違うものだから、並行してやったっていいんだけど
日記を書く欲がいくらか満たされてしまってるように思える
 
ここの日記は思いつくままにずらずら書いていたらとりとめがなくなって
書きおわらずに結果途中でやめてしまうことも少なからずあるから
卓上日記のように、いくらかハードルを下げて運用してもいいのかもしれない
 
早速実行に移そう
つまり今回の日記はここまで。

そぞろ各地探訪が一般発売になりました
大手通販書店ほか、町の書店店頭でも売っていることがあるかと思います
お見かけの際はよろしくお願いします
 
直販では引き続き特典しおり付きを販売していますので
そちらもご検討下さい
 
 
 
 
以下雑記
 
ニュースを見ていたら
要人を載せた車がどこかへ移動したことを報道する場面で
「黒塗りの車」という言葉がでてきた
 
黒塗りの車
今までにも幾度となく耳にした筈の言葉だが
よくよく考えると妙だ
車はいろいろな色がありますから
「赤塗りの車」や「白塗りの車」、「銀塗りの車」があってもよさそうだが 
あまりそういうのは聞いたことがない
大抵は「赤い車」「白い車」「銀色の車」などと言う
 
「黒い車」と「黒塗りの車」は別物なのだろうか
「黒塗りの車」というと偉い人が乗ってる物々しいやつという
イメージが付与されるよな。それも不思議だ
運転手はサングラスに白い手袋をしている気がしてくる
偏見だろうか
黒い塗装がなされた車、という意味でいうならば
黒塗りの軽自動車とか、黒塗りのRVカーも巷にあふれていることになるが
そう呼んでるのはあまり聞いたことがない気がする
 
それとも、漆黒の塗装でないと
黒塗りとは呼びませんよ、みたいなのがあるのだろうか
自動車のボディーカラーを見ると、一見黒と思っても
「なんとかブラックマイカ」とか
「ミッドナイトなんとかパールブラック」といったかんじで
光る粒子が入っていたり、ものすごく濃い紺だったり
単純な黒ではないかんじに手心が加えられていることが多い。
 
ひょっとしてリムジンとかハイヤーみたいな車両に関しては
「黒塗り」専用の正式な黒い塗料があって
民間の車に漆黒の塗料を使うのはじつはマナー違反だったりするのだろうか
そんなことはないと思うけど。
 
「黒塗りの車」という言葉には、厳密な定義や由来があるのだろうか
もしそうではなく、言葉の重厚さ、物々しさから
「黒い車」と「黒塗りの車」を隔てる暗黙の了解みたいなものが
ぼんやりあるだけなのだとするなら
長年の「なんとなく」が蓄積された、いい言葉だと思う
定義を深く考えないほうがいいような気もしてくる

楽園(ル パラディ)春のウェブ増刊にて
4月30日分で描いた漫画が公開されています。
無料ですので見てみて下さい
 
行き方:下記URLを押す→WEB増刊へGOと書かれた箇所を押す(中段画面左)→4月30日のところを押す→漫画登場。
 http://www.hakusensha.co.jp/rakuen/
 

2025春のウェブ増刊、及び春のpanpanyaまつりの最終日。4本目でございます
今年は「コンビニ特集」ということにし、コンビニに関する内容でお届けしました
公開は期間限定ですが、5月中は引き続き閲覧できる状態になっていると思うので
連休のお供にいかがですか
 
 
 
 
 
また、5月1日からは「楽園展」が東京・吉祥寺にて開催されます 
今回はコラボカフェが併設されており、panpanyaに関するメニューもあります
「二匹目の金魚レモネード」なる飲料に関しては
作中の金魚の水槽らしさを追求し、無理を言って色味を調整してもらいました
調整前の方が美しい青が鮮やかで美味しそうだったという説もあるが…
拘りの淀みをお楽しみ下さい。味わい深い顔をした金魚の人形が付属します
「グヤバノジュース」は仕入れが不安定で入荷状況によっては
売っていないこともあるそうです。

楽園(ル パラディ)春のウェブ増刊にて
4月22日分で描いた漫画が公開されています。
無料ですので見てみて下さい
 
行き方:下記URLを押す→WEB増刊へGOと書かれた箇所を押す(中段画面左)→4月22日のところを押す→漫画登場。
 http://www.hakusensha.co.jp/rakuen/
 
春のpanpanyaまつりの3作目。
実録漫画はちょっと久々かなと思ったけど
先日のPOPEYEのも実録でございました
併せてどうぞ

そぞろ各地探訪が5月18日に一般発売となることを記念し
Tシャツをつくりました
表紙の絵を、表紙の紙色に近い色味のTシャツ生地に
表紙の印刷の手順を踏襲した方法でプリントしたものです
それにあわせ、昨年作った4種のTシャツも受注生産の方式で
再販売してもらえることになりました
 
いずれも予約を開始しており、5月上旬くらいまでで予約を締め切り
生産となりますので、ほしい方は何卒お忘れなく
 
②昨年、今年と東京、大阪で開催された「楽園展」ですが 
5月1日より、東京・吉祥寺にて凱旋開催されます。
 
panpanyaに関することだと、過去開催での展示作品に加え
絵が新たに一枚追加展示されます。
また、来場記念スタンプの絵柄は吉祥寺用のものを新たに描きました
来場特典のペーパークラフトは過去会場と同様のものが貰えるほか
販売されたグッズも同様に買えるようです
くわしくは